らんじゅ
DOODLE便宜上🍅💊と表記するものの、この二人はクソデカ感情で殴り合ってほんの僅かに🍅が勝っているような状態をこそ好むので、同軸リバと言っても過言はないのかもしれないですね悪癖 梅宮一には悪癖がある。出会った頃から変わらず、いつだって柊に向けられる悪癖がある。それは治りようもないし、対策も叶わない。今更変わらない、梅宮一の性質である。
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「卒業したら俺もお役御免だな。精々するわ」
ふと、柊は呟いた。たまたま進路調査のプリントが配られた日の昼休み、屋上の一角に作られた畑を嬉しそうに手入れする梅宮を見て『あ、そういえば牛乳もう少なかったな』くらいの感覚で溢したのだ。
梅宮は数秒キョトンとした顔をすると、『よくわからない』という顔をして「なんで?」と柊に問う。
「なんでも何も、進路違うだろ」
「え、ああ……うん、でもなんでお役御免だなんて言うんだ?」
「?だって俺は『防風鈴総代・梅宮』がダセエことしたときぶん殴る要員だろ?」
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「卒業したら俺もお役御免だな。精々するわ」
ふと、柊は呟いた。たまたま進路調査のプリントが配られた日の昼休み、屋上の一角に作られた畑を嬉しそうに手入れする梅宮を見て『あ、そういえば牛乳もう少なかったな』くらいの感覚で溢したのだ。
梅宮は数秒キョトンとした顔をすると、『よくわからない』という顔をして「なんで?」と柊に問う。
「なんでも何も、進路違うだろ」
「え、ああ……うん、でもなんでお役御免だなんて言うんだ?」
「?だって俺は『防風鈴総代・梅宮』がダセエことしたときぶん殴る要員だろ?」