生存本望
DOODLEコバルの機械を作った「博士」と、その古き知り合いの「少女」の会話。コバルについて「アンタって本当に悪趣味よね」
やや嘲笑するように、少女は博士に言った。
「おやおや、こんなにも早く気付かれてしまうとは…、意外や意外。
しかしながら、趣味の悪さで言えば貴女様も大概なものかと。」
MIRA附属の医療施設に併設されている研究室。
何やら調合をしているらしいタンの博士を、少し離れたスツールタイプ(背もたれの無い)椅子でローズの少女が眺めている。
アンタの悪趣味さに勝てる奴なんて居ないわよ、とローズの少女は吐き捨てるように呟いてから、「で、どこまでやってんの?」と聞いた。
「いえいえ、ワタクシが彼の者に施したのは、どちらもが自由に生きられる術。
その条件にワタクシは ほんの少し遊び心を足したに過ぎず。」
677やや嘲笑するように、少女は博士に言った。
「おやおや、こんなにも早く気付かれてしまうとは…、意外や意外。
しかしながら、趣味の悪さで言えば貴女様も大概なものかと。」
MIRA附属の医療施設に併設されている研究室。
何やら調合をしているらしいタンの博士を、少し離れたスツールタイプ(背もたれの無い)椅子でローズの少女が眺めている。
アンタの悪趣味さに勝てる奴なんて居ないわよ、とローズの少女は吐き捨てるように呟いてから、「で、どこまでやってんの?」と聞いた。
「いえいえ、ワタクシが彼の者に施したのは、どちらもが自由に生きられる術。
その条件にワタクシは ほんの少し遊び心を足したに過ぎず。」