hii7_02
DONE直椿+匋 バレンタイン2025愛を伝える日「私から椿に」
差し出された赤い薔薇たちと西門を交互にみて、「もう」とあの人は困ったような照れたような顔をした。
「今日は私が贈る側でしょう」
そう言いながら、西門の手から大事そうに受け取ってほころぶような笑顔を浮かべる。
「ありがとう、直明さん」
「どういたしまして」
「ねぇ、3本の薔薇は言葉で貰えないの?」
「わかってるじゃないか」
「もう!……じゃあ、いつか108本贈ってね。私、持てるから」
ほらと、ない力こぶを作って見せる。
「それは頼もしいね」
ふふと笑い合う2人の甘い空気に耐えられず、とうとう声を上げた。
「で、結局今日は何の日なんだよ?」
こちらをみた2人は目を合わせて笑ってこういった
今日は、
308差し出された赤い薔薇たちと西門を交互にみて、「もう」とあの人は困ったような照れたような顔をした。
「今日は私が贈る側でしょう」
そう言いながら、西門の手から大事そうに受け取ってほころぶような笑顔を浮かべる。
「ありがとう、直明さん」
「どういたしまして」
「ねぇ、3本の薔薇は言葉で貰えないの?」
「わかってるじゃないか」
「もう!……じゃあ、いつか108本贈ってね。私、持てるから」
ほらと、ない力こぶを作って見せる。
「それは頼もしいね」
ふふと笑い合う2人の甘い空気に耐えられず、とうとう声を上げた。
「で、結局今日は何の日なんだよ?」
こちらをみた2人は目を合わせて笑ってこういった
今日は、