塩🧂月
DOODLEティナ空SS ※ゼンレスゾーンゼロ世界観でのパラレル設定。雰囲気でご覧ください。3/13大幅に加筆修正。最後に設定があります。
ゼロの世界へようこそside:プロキシの青年
Q.僕と結婚してくれますか?
Q.貴方はホロウレイダーをご存知ですか?
「え、急に何? えっと……ああ、そうだね。恋人にやってほしくない職業、第一位だよ」
「いや、そうじゃなくて。教えてよ、その恋人の目線からさ」
金髪の少年は、目の前で呆れる青年に向かって、まるでマイクでインタビューするかのように握り拳を差し出した。青年はその手を掴むと、腕ごと自身の方へぐっと引っ張る。小柄な少年は見事に青年の胸に飛び込む形になった。
「……ホロウレイダー。公的な許可なく、ホロウと呼ばれる危険な異空間に侵入する者のことだ。ホロウ――災害の中に飛び込んで行くなんて、火事場泥棒みたいなものさ。これを生業にするなんてどうかしてる」
4367Q.僕と結婚してくれますか?
Q.貴方はホロウレイダーをご存知ですか?
「え、急に何? えっと……ああ、そうだね。恋人にやってほしくない職業、第一位だよ」
「いや、そうじゃなくて。教えてよ、その恋人の目線からさ」
金髪の少年は、目の前で呆れる青年に向かって、まるでマイクでインタビューするかのように握り拳を差し出した。青年はその手を掴むと、腕ごと自身の方へぐっと引っ張る。小柄な少年は見事に青年の胸に飛び込む形になった。
「……ホロウレイダー。公的な許可なく、ホロウと呼ばれる危険な異空間に侵入する者のことだ。ホロウ――災害の中に飛び込んで行くなんて、火事場泥棒みたいなものさ。これを生業にするなんてどうかしてる」