塩罪@しおつみ
DOODLEほんのり🗝️🦾。表現は健全め、何もしません。🗝️は美しいものが大好きです(笑)
※全カドスト等未読につき、原作と設定等が異なる場合があります事ご容赦下さい。
今、この瞬間を「ちょっと寝かせてくれねぇか?」
ドアを開けるなりボスキにそう言われ、ナックは思わず言葉を失ってしまった。
警戒するように数度廊下を見渡してから、返事を待たずにボスキはナックをそっと押しのけて三階執事室へと上がりこむ。
「……私はまだ許可を出していませんが」
確か普段ならこの時間、二階の執事達は模擬戦か設備点検に当たっていた筈だが──
事情に察しがつき、ナックは呆れたように溜息をついて腕を組む。あからさまに嫌味たらしい態度を取られ、ボスキは不服そうに口を尖らせながらも構う事なくベッドへと腰を下ろした。
「折角、今日はラムリが真面目に仕事してくれていると思ったら……。仕方ありませんね、私のベッドでも使って下さい。先程シーツを取り替えたばかりですから」
2515ドアを開けるなりボスキにそう言われ、ナックは思わず言葉を失ってしまった。
警戒するように数度廊下を見渡してから、返事を待たずにボスキはナックをそっと押しのけて三階執事室へと上がりこむ。
「……私はまだ許可を出していませんが」
確か普段ならこの時間、二階の執事達は模擬戦か設備点検に当たっていた筈だが──
事情に察しがつき、ナックは呆れたように溜息をついて腕を組む。あからさまに嫌味たらしい態度を取られ、ボスキは不服そうに口を尖らせながらも構う事なくベッドへと腰を下ろした。
「折角、今日はラムリが真面目に仕事してくれていると思ったら……。仕方ありませんね、私のベッドでも使って下さい。先程シーツを取り替えたばかりですから」