ゆきこ
DOODLEロイドとリーシャでお母さんみたいと言われるロイド君の話。ロイリーを書こうとしたけどあまりそれっぽくはならなかった。時期はロイド君が指名手配された少し後くらい。引いたお題は『しょっちゅうロイドに「ちゃんと食べてる?」と聞かれるリーシャ。この前お母さんって呼んでみたら微妙な顔をされた。』だったけど、ヨナとかにはしょっちゅう言ってそうだけどリーシャちゃんに言うかな?と思いながら書いたらお題からはズレた。ロイドさんが帝国からの出頭命令に応じず、指名手配されてからしばらくが過ぎた。
特務支援課として活動する間に多くの人と絆を紡いだあの人には、たくさんの協力者がいる事は知って
いる。それでもやはりちゃんと食べているのか、たまにはベッドでゆっくり休めているのかと気になっていたところへ協力して欲しいことがある、なんていう連絡が来て飛んでいってみれば、開口一番、元気だったか、ちゃんと食べてるか、なんて聞かれて、それを聞きたいのはこちらの方だ、とがっくりと力が抜けた。
「……それはこちらの台詞です、ロイドさんっ。協力してくださる方がたくさんいるのは、知っていますけど…!」
「あ、はは。いや、ついな。大丈夫、俺たちは元気だよ。……会いたかった、リーシャ。協力して欲しい事があるのも確かだけど、それ以上にこうして会えた事が嬉しいよ。…君を危険に晒す事になるし、ちょっと、不謹慎かもしれないけどな」
979特務支援課として活動する間に多くの人と絆を紡いだあの人には、たくさんの協力者がいる事は知って
いる。それでもやはりちゃんと食べているのか、たまにはベッドでゆっくり休めているのかと気になっていたところへ協力して欲しいことがある、なんていう連絡が来て飛んでいってみれば、開口一番、元気だったか、ちゃんと食べてるか、なんて聞かれて、それを聞きたいのはこちらの方だ、とがっくりと力が抜けた。
「……それはこちらの台詞です、ロイドさんっ。協力してくださる方がたくさんいるのは、知っていますけど…!」
「あ、はは。いや、ついな。大丈夫、俺たちは元気だよ。……会いたかった、リーシャ。協力して欲しい事があるのも確かだけど、それ以上にこうして会えた事が嬉しいよ。…君を危険に晒す事になるし、ちょっと、不謹慎かもしれないけどな」