vi_mikiko
DOODLE第20回降志ワンドロワンライ企画参加作品です。CP:降哀?
お題:いい◯◯の日
電話
「弱点、みっけ」
微ホラーなのでご注意ください!
いい怪談の日Part.A
「メリーさんの電話、って知ってる?」
怪談にふさわしい、真夏の日。
ポアロの店内で、とある大人びた少女がこう切り出した。
明るい茶色の髪を帽子にしまいこんだ彼女。周りにいた子供達は一同顔を見合わせ、「知らなーい!」と身を乗り出す。ポアロに潜入中の降谷も、カウンターで店員業をそつなくこなしながら少女の話に耳を傾ける。
「都市伝説の一つなんだけど。ある女の子がね、引っ越しの時に、自分の古くなった西洋人形の「メリー」をゴミ捨て場に捨てていくの。
その夜、少女のもとに電話がかかってきてね。受話器をとったら、こう言われるのよ。
『わたし、メリーさん。今、ゴミ捨て場にいるの……』」
「やだ、こわぁあい」
2266「メリーさんの電話、って知ってる?」
怪談にふさわしい、真夏の日。
ポアロの店内で、とある大人びた少女がこう切り出した。
明るい茶色の髪を帽子にしまいこんだ彼女。周りにいた子供達は一同顔を見合わせ、「知らなーい!」と身を乗り出す。ポアロに潜入中の降谷も、カウンターで店員業をそつなくこなしながら少女の話に耳を傾ける。
「都市伝説の一つなんだけど。ある女の子がね、引っ越しの時に、自分の古くなった西洋人形の「メリー」をゴミ捨て場に捨てていくの。
その夜、少女のもとに電話がかかってきてね。受話器をとったら、こう言われるのよ。
『わたし、メリーさん。今、ゴミ捨て場にいるの……』」
「やだ、こわぁあい」