八(はち)
INFOシティシティ2の企画、シティの日のお題『夏、降りるバス停を間違えて迷子になった小5モブ君を迎えに行く24歳師匠の話』で書いた話です素敵な企画に素敵なお題すごくありがたいです
夏、降りるバス停を間違えて迷子になった小5モブ君を迎えに行く24歳師匠の話「……遅いな、モブ」
とある夏の日、除霊の依頼を受けていた霊幻は弟子の茂夫を待っていた。
しかし、集合時間になっても茂夫が姿を現すことはなく、刻一刻と依頼の時間が迫っていた。
「依頼人を待たせるわけにはいかなかいが……もうちょっと待ってみるか」
今回の依頼先は茂夫の通学範囲から離れていたため、一度相談所に来てから二人で向かう話だったがそれでは茂夫が遠回りになる。
昼間過ぎて気温上昇が著しい夏場に小学生を出歩かせるわけにはいかないなと考えていた霊幻は、依頼先へ向かう手段をいくつか考えていた。
その中のバスを使うという話に茂夫が一番顔を輝かせていため、路線を調べた霊幻は少し多めのバス代と乗降時のバスの停留所と時間を記したメモを渡していた。
3932とある夏の日、除霊の依頼を受けていた霊幻は弟子の茂夫を待っていた。
しかし、集合時間になっても茂夫が姿を現すことはなく、刻一刻と依頼の時間が迫っていた。
「依頼人を待たせるわけにはいかなかいが……もうちょっと待ってみるか」
今回の依頼先は茂夫の通学範囲から離れていたため、一度相談所に来てから二人で向かう話だったがそれでは茂夫が遠回りになる。
昼間過ぎて気温上昇が著しい夏場に小学生を出歩かせるわけにはいかないなと考えていた霊幻は、依頼先へ向かう手段をいくつか考えていた。
その中のバスを使うという話に茂夫が一番顔を輝かせていため、路線を調べた霊幻は少し多めのバス代と乗降時のバスの停留所と時間を記したメモを渡していた。