kaigetu_twst
DOODLEリドデュ前提のイデデュ♠️が魔法工学に興味があり、よく💀寮に通っている設定『デュース氏を迎える準備はできてるんで』
「……は?」
珍しく呼び止めてきたタブレットが『フヒヒ』と笑う。
『リドル氏なら気付いているでしょ? デュース氏はうちの方が向いてる』
「普段は陽キャは嫌いだの何だの言っているのに、よくそう自信満々に話せますね」
『さてはデュース氏がマジホイについて語る所を見たことがありませんな? 熱い目をして早口で語るあの姿……。あれは間違いなくオタク……、じゃなくてイグニハイド生の素質ありっすわ。おまけに機械整備の知識ありな上に、魔法工学を教えればキラキラした目で食いついてくる。はーー、もしかして闇の鏡、寮分け間違えていたのではw』
随分と回る口だ。そんなに話せるのなら、会議でもっとしっかりはっきりと話して欲しいものだが。
でも彼の話すデュースの姿をボクは見たことがない。たまにマジカルホイールについて話してくれることもあるが、その時は雑誌の写真を指差して、これかっこいいですよね、と笑うだけだった。知識のないボクに気を使っていたのだろうか。
何にせよ"差"を見せつけられて、ジリジリと胸が焼けるように感じた。
『リドル氏も毎回、外泊届を受理するの面倒で 921