裏方の新人と先輩(裏方の会話が多め)
裏方(新人)「そういえば、あの2人って同じ歳なの?」
裏方(先輩)「いや、友有の方がいくつか年上らしい」
「えっ…?見えない…!」
「噂だと10年近くも離れてるとか」
「えぇ…でも犬王はなんていうかどっしりして友有ははっちゃけてるから、てっきり…」
ヒソヒソする裏方の後ろからぬうっと犬王の犬面が現れる。あまりの驚きで声が出ずベチッと倒れる。
「はっはっは!今の年下らしかったか?」
「あ、いや…!バカにしてる訳ではなくて…」
「分かっているぞ。俺は気にせんが友有が気にするから気をつけな」
「え?」
「拗ねるから面倒になる。まあ、すぐ直るがな」
裏方の新人はどうしても犬王が年下とは思えなかった。
「体格のことを気にしてるからな。だが、年上らしく面倒見がいいぞ。友有座を一気に日本中を広めたのだ」
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