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    yoriri3

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    yoriri3

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    キスディノ

    「どうですかいい部屋ですよ」
    「ううん…」
    不動産屋さんの言葉に俺は返事を迷った。俺はアパートを借りようと思って内覧に来てるんだ。案内された部屋は高層アパートの一室。タワーにもまあまあ近いし部屋の明るさも十分だ。
    「まあ別にこれはこれででもいいんじゃねディノ」
    俺のアパートの内覧に付き合ってくれているキースはどっちでもよさそうに言った。たしかにキースの言うとおり悪くはない物件だ。そもそも今はルーキ―たちと研修で共同で住んでいるので居住性にそこまでこだわる必要もない。
    どうしてそれで俺がアパートを借りようと思っているかというと、ええと、共同生活だとキースとえっちが出来ないからです、はい。
    キースもアパートを借りているけれど、どういう訳か俺を部屋にあげてくれなくて。どうしてって聞くと言葉を濁される。なんとなくだけど…聞かれたくないっていうか、それって俺がいない間の四年間に関してのことかなって思う。何か知っているかジュニアに聞いてみようと思ったけれど、さりげなくフェイスに遮られてそれ以降はごまかされるのでたぶん、そう。というわけでこの事についてはこれ以上は俺からは聞かない事にしたんだ。
    「どうですか」
    不動産屋さんが俺に聞く。もう何件も見て回っているのでできれば決めて欲しいかんじ。
    「ううん、悪くはないんだけど、しっくりこなくて…すみません」
    俺は部屋の中を見て回っていった。条件だけなら悪くないんだけれど、どうしてもここにみんなが遊びに来てくれるイメージがわかなかったんだ。それにキースだってそのうちそのうち今のアパートを引き払うとか言っているから、できれば部屋はもう一部屋あった方がいっしょに住みやすいしいいと思う。
    「俺、田舎育ちなんでどうしても自然があるとこがいいなって思っちゃうんですけど、なかなかここの街だと難しいですよね」
    俺は不動産屋さんにそうつぶやいた。すると不動産屋さんの目がきらりと光った。
    「もしかしたらディノさんにぴったりの物件があるかもしれません」
    俺はキースと目を合わせて、不動産屋さんにつれられていった。
    不動産屋さんが連れて行ってくれたのは、平屋の庭がある物件だった。
    「庭がある!」
    俺は驚いた。ゆうにキャッチボールが出来そうな広さの庭がある。庭には桜の樹が植えられていて、今は葉っぱだけど春は咲くんだって。前の住人が置いて行った植木鉢にも何か花が咲くのかな。俺はキースと部屋に入った。平屋は広くて日本風だった。タタミの部屋もあった。これならブラッドも好きそう。キッチンは広くて、コンロ三口あった。俺はピザぐらいしか作らないけど、キースになにかおいしい物つくってもらえそ。俺はワクワクして部屋を探検した。裏手の窓をあけると、家の裏手にちょっとした空き地が合って、その上に壁があって道路がある。すぐそばは高層アパートが立っているけれど、道路と空き地のおかげで暗くはない。
    「ここの裏は敷地なんですか」
    「いえ、ここのラインのところからから壁とこまでは̪市の管理する土地なのです。市に苦情を何回もいれると草刈りをしてもらえますが」
    「ハハ、ということは自分でした方が早いですよね」
    ということはこの間通販で買った自動草刈り機が役に立つぞ。わーい。でも中心地に近くてまわりには高層の建物がいっぱいなのにどうしてここら辺の一角は平屋の建物なんだろう。疑問に思って聞いてみる。不動産屋さんがいうには高層の建物を建てられる地区と低層の建物しかだめな地区というのがあって、ここ一帯は低層専用地区だったんだって。いろいろ行政がかわってこのあたりも高層ビルが建てられるようかわって、だから裏には高いアパートがたっているけど、この一画は再開発に取り残されたって訳なんだ。という訳で中心部に近くて庭がある物件だけど、家賃は以外に安かった。平屋でかなり古い建物だからだって。リフォームはしてるけど、水回りのリフォームをしたのは10年ほど前。この街は新しい街だからこの物件はかなり古い扱いなんだろうけど、俺がおじいちゃんおばちゃんと住んでた所はもっと古い町なので、これぐらいの家はそんなに古い家ってかんじは俺はしない。
    俺は家のなかを探検して、キースを探した。玄関のほうからタバコのにおいがしたので外にでる。キースは庭の木の下の手ごろなブロックに座ってタバコをふかしていた。
    俺はそのキースをみて決めた。
    「どうすんだディノ」
    「俺、ここにする」
    ちょっとまぶしい西日に目を細めると、キースはタバコをふかして笑っていて、俺はすっごくまぶしくて照れ臭かった。


    さっそく不動産屋さんと契約した。空き家なのでいつでも入居できる。
    今日のところはそれで帰って、さっそくアパートに運び込む荷物の検討に入った。
    「キース、ディノの買い物を見張って置け」
    「わかってるって」
    俺が報告すると、ブラッドはキースにいった。ちなみにタワーにあるここのエリオス職員食堂はピザがあるのでいい食堂だ。本当は部屋にブラッドをまねいたり、ブラッドの部屋に遊びにきたいけど、それは今のとこ無理ってかんじだから、ブラッドとてっとり早く食事をしたいときにはこの食堂を使う。お酒はないのでキースには不評だけど。
    とのかく俺はブラッドに何度も買い物に釘をさされてしまった……
    「アハハ。ええっとそこまで買い物ひどいかな」
    「冷蔵庫の悲劇を忘れたのか」
    「ありやひどかったな」
    ブラッドとキースに冷蔵庫事件を持ち出されて、うん、俺は反省した。ちゃんとサイズは計ります……。

    という訳で次のオフにはキースと買い物にいった。キースは部屋の寸法を測ってくれててて。
    「キースが寸法測っててくれたから助かった、ありがとキース」
    「まあな」
    「昔はキースもいい加減に家具買ってたよな」
    「まあな、別に長く住むつもりもなんもなかったからな」
    むかし、キースの家に行ったときはブラッドとともに驚いた。間に合わせの家具、はいいとして、家のまわりの隣人、大家の態度があまりにもひどいのに、キースはそれに慣れ切っていちゃってて。家なんて寝るだけだからといったキースに、安心して寝るのも難しい家から引っ越しさせたこともあったっけ。そんなことを思い出しながら俺はオフの日を利用して家具を買いそろえた。ビリーくんが中古の家具をすっごく安く買える店を教えてくれて出費はだいぶ助かったんだ。
    「情報料だいぶとられた感はあるけどな」
    「いいよ、カップケーキとキャンディぐらいでビリーくんと仲良くなれるなら」
    キースのぼやきに俺はそう答えた。あまり打ち解けられたとは言えないビリーくんのほうからマル秘情報を教えに来てくれたので俺はうれしかったな。カップケーキはグレイくんと食べるのかな?
    日頃あんまりかかわることのないビリーくんがマル秘情報を教えてくれて、ほんとうに助かったよ。掘り出し物の食器棚も見つかったんだし。やっぱりいろいろみんなに遊びに来て欲しいから、お皿はいっぱい買った!
    そう言う訳で俺はアパートに入居した。



    それで、家を借りた動機のほうも忘れてはない。キースはたびたび俺の家に遊びに来て、っていうか泊まることのほうが多いかから帰ってきたっていうほうがいいかも。
    「たたいま~、帰ったぞ~」
    今日の仕事を終えたキースが帰ってきた。今日は俺はオフだったので、家の掃除をして、通販で買った雑草駆除バーナーの試運転をしてたんだ。ほらそろそろ家の裏手の雑草が伸びてきたからね。うん、いいバーナーだった。三つ買うと安くなるから三つ買ってよかったな。
    「いや三つもいらねえ、返品だ」
    「なんで!?」
    とかいいつつ、キースはシャワーを浴びて、夕飯をビールを食べながらテレビで野球を見た。キースはテレビを見ながら俺の腕のミサンガの間に指をもぐりこませて、くすぐってきた。俺は試合が気になるのでテレビをみつつ、キースの膝の上で擽られて、試合が終わったらそのままソファーの上で押し倒されて、えっちした。
    部屋を借りてよかったな声だせるから、って思いながら、俺はキースに抱き着いて気持ちよく声を出した。
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    yoriri3

    DONEキスディノ
    「…っ…えろ」
    オレは足元で動くディノの頭をなでて息を吐いた。ディノはオレのちんこを舐めてて、二人分の体重でオレのベッドがきしんだ。
    「…つ、…ゅ」
    ディノはオレのちんこの裏側を舌でれろーっと舐めていて、そのクソエロい姿にオレのちんこはますます元気になっていく。
    「はぁ…キース、きもちいい?」
    顔をあからめたディノの顔に。オレのちんぽの影がかかっている。いつも健康的なディノの顔にグロいオレのちんぽのコントラスト、は。あまりにも刺激的だった。
    「…おお、うん、きもちいい」
    オレはバカみたいな単語しか言えなくなって、そうくりかえす。ディノは口が疲れたみたいでオレのちんこから口を離した。ぷらんぷらんと勃起したままのちんこを持て余し、オレはディノのデコにちんこをこすりつける。さっきまで野球のナイトゲームを観戦しながらノートパソコンで書類をつくっていたディノは、頭の前髪をゴムで結んでいて。いつもは隠れているディノのおでこに全裸でちんこをこすりつけて、自分でもドン引きな変態行為をしている。ひくわーないわー。とか思うもののディノのデコやらほっぺたにちんぽをこすりつけて、オレはハアハハ荒い息をはいてるってわけ。
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