愛の容(R-18サンプル）
色白で、童顔と言っていい顔立ちと異なって、まるで自らが最強であることを象徴するかのように反り返って、割れた亀頭からは透明なカウパー液らしき粘り気のある液体がたらりと滴り落ちている。
ごくりと、悠仁の喉が鳴った。
それを見て、白い美丈夫が笑う。
「舐めてみる？」
「え？」
「違った？　悠仁、なんかこれ、物欲しそうな目で見てたから。……まあ、でも。せっかくだしそれは後でね」
　先にこっちに種付けときたいし。
　言いながら長大なペニスを悟が悠仁の腹に擦り付けてきた。べったりと半透明の筋が割れた腹筋と臍を汚す。
　それにすら興奮して悠仁は懇願した。
「お、俺も、」
「ん？」
「入れてほしいっ……先生のそれで、俺の子宮、ついて奥まで入れて、いっぱい突いてっ……！」
　悠仁の言葉に悟がまた笑みを深める。青い瞳がぎらぎらと獣じみた光を放って自分のメスを見ていた。
「言ったな。ぜーんぶ、これ、中に入れて、それから出すまで、許してやらねえけど」
「！」
　言い終えるなり、ぐりり、と先端が悠仁の前の穴に触れた。
衝撃にのけ反る身体を逃がさず、抱き込んだまま悟が腰を進める。
「いだいっ、っつ」
　先端が膜のような薄い壁に触れて、それを貫かれた。股の間から一筋血が流れてシーツを汚す。いつか悟に見られた生理の時のような感覚に悠仁の顔が真っ赤になった。
「ごめ、悠仁、だいじょぶ……？」
　ぎゅうっと両の瞼を閉じてしまった悠仁の様子に気が付いたらしい。悟が気づかわし気に言うと額に張り付いたピンクアッシュの紙を書き上げて吸い付いてきた。慰めるようにそのまま両目の睫毛に溜まった水滴を吸われて、ようやく少し悠仁の全身のこわばりが解ける。
　それが解ったらしい。
　また悟が腰を奥に進めてくる。まだ全部、入ってなかったんだと戦きながらも、全身で悟を感じながらの性交は恐怖や痛みよりも安心と快楽が勝る。
「悠仁、」
　呼びかけられて目を開ける。どこか満足げな悟の顔が間近に見えた。
「入った、よ」
「………」
　腹の中が熱くて重い。ずっしりとした質量をもったものでいっぱいで文字通り満ちていた。ぽたぽたと悟の汗が垂れて悠仁の顔に落ちる。
　はあはあと息を荒げている悟も余裕がなさそうだったが、悠仁はなおさらだった。腹が破れそうで、痛いのに気持ちがよくって頭が馬鹿になっている。涙やら鼻水やらありとあらゆる液体でべしょべしょになっている悠仁の顔に、悟が困った顔をする。