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    おむらいす

    @omelrice

    赤安
    Twitterのログまとめ😳

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    おむらいす

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    料理食べてほしくて鯉にえさやるれいくん/Twitterログ
    (赤安)

    ##お話

    (⚠️途中から赤安だよ)自分が作った料理を喜んで食べてもらうのが嬉しかったれいくん、潜入終わった後重箱お弁当作って職場に持っていくけど“上司の弁当なんか気を使うし食べたくないか…”って、結局出せずに公園で一人食べる。食べきれないサンドイッチのぱんを池の鯉にやって、ふふ、おいしいかい?

    って寂しそうに笑う。ねこも集まってきたけど、餌付けは良くないよな…って、ごめんな、って断る。作ったけどねこにすらやれないな、苦笑い。
    結局たくさん余ってしまったお弁当を持って帰宅。リメイクして晩御飯に食べる。

    ……………さみしい。
    思い込むと変えられないのは悪い癖だ。

    わかっているのにお弁当を誰かに食べてもらって、あわよくば喜んでほしい。贅沢かな。探偵事務所に差し入れに行ったりしたの、楽しかったな…。

    結局次の日、お弁当と池の鯉にやるパンくずを持って公園へ行く。良い天気の公園で、お弁当を囲む家族連れの笑い声を聞きながら鯉にパンくずをやるれいくん

    うーーん、まずい、不健康だ。今日も作りすぎた…うそだ、あわよくば誰かに渡せるかもとたくさんつくったお弁当を前に頭を抱えていると、聞きなれた声で呼びかけられる。
    「Hiレイじゃない、あなたもお散歩?いい天気だものね」

    お散歩なんて呑気な…ん?まてよ
    明るい声で話しかけるジョディの声を聞きながら思う。この陽気な性格なら僕からお弁当をもらっても気を遣わず食べてもらえるのでは?リアクションもオーバーだからもしかして良い反応も…いや食べてもらえるだけでいい……ぐるぐると考えるれいくんをよそに

    「あら?美味しそうなお弁当ね!あなたがつくったの?」といいつつおかずを手でつまみ口にいれるジョディ。
    「!!」
    「すごくおいしい!これ全部あなたが食べるの?」
    「い、いえ、その、作りすぎて困っていたんです」
    言い訳を考えるもあまり気にしていない様子で

    「それならもう少し頂こうかしら」とウインクして笑うジョディに、れいくんの表情も和らいでくる。
    「好きなだけどうぞ、どうせ余るだけですから」
    「サンキューれい!ほんとうに美味しい、お店が出せるんじゃない?」

    久しぶりの反応に嬉しくなるれいくん、工夫したところを話したりして楽しい昼を過ごす。

    よかった、おかげで気持ちが満たされた、これで調子を取り戻せそうだ。足取り軽く廊下を歩いていると会議室から声が。
    「ホー…それで?食べたのか?」
    「もう!いいじゃないそれくらい!ちょうど出会ったの、あなたも食べたいなら言えば作ってくれるわよ」
    「そういう問題じゃない」

    あかいの声だ。怒った声、ぼくのお弁当のせい…?ぼくが作ったものを口にするのは危険だということかな。変なものは入れてないのにな。

    すっかり心がしぼんでしまったれいくん、3日目はパンくずだけ持って公園へ。集まってくる鯉に話しかける。
    「このパンくずはなー、俺の朝ごはんの残りだぞ。ホームベーカリーで美味しく作ったぱんなんだからな、味わって食えよ。ふふ、鯉が、味わって、ふふふ。」

    「そうか、それは君の手作りか」

    突然で驚くれいくん。
    「えっ…?いや、はい、そ、そうですけど…」
    「…君の弁当はないのか」
    うう、昨日のお弁当のことを注意しにきたのか?お弁当関連は俺は今デリケートなんだ、今日はもう作ってないんだからそっとしておいてくれ

    「…ないですよ、もう作る予定もないので安心してください」
    「安心?」
    「あの、不審なものをあなたの国の捜査官に食べさせたりしませんので……」
    うう、かおがこわい。なんなんだ。

    慌ただしくしているうちに顔を合わせることが減り、組織関連のあれこれが一段落しても、あかいとは何となく距離ができていた。ひどい態度ばっかりとってきたし、当然だ。

    ぼくのこと、きらいなんだろうな。

    「君の弁当にそんなことを言った奴がいるのか?どこのどいつだ、俺が撃ち抜いてやる」
    「へ?」

    考えごとをしていて聞きそびれた、何か物騒なことを言った気がする。撃ち抜いてやる?そんなに怒ってるのか?

    「すみません、もう勝手なことはしませんから、撃たないでくださいね。あなたの腕で狙われたら流石の僕も避けれませんから」
    つまらない冗談に自分で笑ってしまう。頼りない笑顔になっているだろう。ほら、あいつもぽかんとした顔をしてる。

    「いや、すまない、誰だって?聞いていなかった」
    「誰って、だから僕ですよ、お弁当をつくったのは」

    どうも会話が噛みあわない

    「あ、あの、お弁当の件は本当にすみません。勝手にふるまったりして…でも変なものは入れていないので、その、信用できないかもしれませんけれど、ええと、入れても僕にメリットがないですよね?」
    「だから君にそんな失礼なことを言ったのは誰なんだと聞いているんだ」
    「誰って、あなたが昨日そう言って彼女に注意していたじゃないですか。別に思って当然なのでいいですよ、これまでの態度を思えば警戒されて当然ですよね……」
    うう、自分で言っていてつらくなってきた。だって本当は、これまですみません、とか、そんなことを言って、あかいに謝りたかったんだ。

    疎遠になってしまったけど、何度も助けてもらったし、腕は一流で認めている。いつか話ができるくらいの仲になったら、食事に…差し入れでもいいか、何か口実をつけて、食べてもらって、それで無愛想だけど素直なあいつが、うまいな、とか、いや、黙ってでもただ食べてくれたら、嬉しいだろうな、とか
    お弁当作り始めて、ほんとはずっと思ってた。

    「失礼します…」
    もう帰ろう。こんな状況で鯉に餌をやっていても仕方ない。鯉の餌をかばんに入れようとした手を掴まれ

    「んんっ」

    「……君こんな美味しいものをあんな魚にやっていたのか。次からは俺にくれ」
    「えーーーっ!!これここここいのえさ」
    「ホームベーカリーで作ったんだろう?」
    「そそそそそうですけど、ええっ、たべ、たべた」
    「おいしいぞ」
    「僕の食べ物は不審だって」
    「そんなわけが無いだろう。危険なのか?」

    「いや、安全ですけど…ぼくもたべますし…。………今おいしいって言いました?」
    「ああ、言った。おいしい。もっと他のものも、たべてみたい。その、君が良ければだが…」

    ふうん、おいしいだって。あかいが、ぼくのパン、おいしいって……

    「…ふるやくん?何かおかしいことを言ったかな」

    こいのえさを食べるなんて、へんなあかいだ。でも今は、久しぶりになんだかごきげんな気持ちだから口元が緩んでいる気がする。あかいが目を丸くして僕を見ているけどどうしたんだろう、やっぱりへんなあかいだ。顔も赤い。

    「ぼく、今ごきげんなんです。こいのえさじゃないお弁当、また作ろうかなって思うくらい…」
    「そうか、俺はきみがすきだよ」
    最後まで噛み合わない会話だな。明日のお弁当何にしようかな。……うん?

    おしまい🍙
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    😇☺💕☺🙏❤❤☺☺☺💒💒👏👏💒☺👏👏💞💯
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    Replies from the creator

    おむらいす

    DONE【ミスラジweb公開】僕きらいじゃないよ
    (赤安)

    もしかして嫌われているのか!?となる赤井と、バカバカ僕が不器用なの知ってるだろ!なるれいくんのハッピーエンドな話!
    「差し入れです、健康管理も仕事のうちですよ。有り難く食べてください!」
    そう言って特大バスケットを差し出してきた降谷君の顔は可愛かった。
    「またタバコ吸って!タバコの害は〜〜」
    と、元気によく喋るところも可愛い。
    そう思っていたが……。
    『FBIの同僚から、赤井は野菜が嫌いと聞いて野菜サラダと野菜サンドを差し入れてやっただけだ』
    今日も差し入れ用意されたんですか?と部下に尋ねられた降谷君がそう答えていて。
    赤井捜査官とは付き合いも長いですし僕たちにわからない繋がりがあるんでしょうね、など言われているのを聞きながら、そうだな、とこれまでの事を思っていると
    『あんなやつ嫌いだ、ムカつくし、態度はでかいし…』
    そんな会話を立ち聞きし、ふと赤井の頭をよぎる。俺はもしかして本当に嫌われているのか……?






    「赤井!今日はセロリ定食だ」
    「ああ、そうか。わかった、皆で食べればいいんだな」
    「えっ?あ、そ、そんなの好きにすればいいだろ聞かないとわからないのか」
    「そうだな、わかったよ」
    「赤井!またタバコを吸って、仕事してるのか?」
    「……」
    何せ人生で人に嫌われることを気にしたことがなかっ 2480

    おむらいす

    MEMOひとりでクリスマス/Twitterログ
    (赤安)
    ‪毎年ひとりでくりすますパーティするのが恒例のれいくん、部屋の飾り付けも終わって、24日仕事終わりにわくわくとケーキの材料を買いに出かける。帰りがけ、見慣れた姿が。
    「やあ、奇遇だな。夕食の準備か」
    手に持ったスーパーの袋を見てアカイが声をかける。ご機嫌のれいくん
    「ふふ、明日はパーティするんです」
    「は?誰とだ?」‬

    ‪そこでハッとする。そうか、くりすますって普通みんなで祝うんだよな、あかいは…家族とか…大切な人…と…パーティとか、するのかな?インターネットで調べて、毎年真似してるホームパーティの飾り付け、上手にできるんだろうな。‬

    ‪一人で…なんて寂しいやつだと思われてしまう。「あー…、部下、にちょっと差し入れをする程度ですよ」パーティだなんて大げさですけどね、まあ、言い方を変えると多少は士気も上がりませんか?なんて…はは、‬

    ‪苦笑いをしつつごまかして帰ろうとするれいくん。‬

    ‪ 25日、昼休みにあかいがれいくんの部署に。‬
    ‪「ふるやくん!パーティはどうなったんだ?」‬
    ‪あ、そんなこと昨日言ったな…わざわざやってきてまで……へんなあかい。
    「あー焦がしちゃって人に出せ 3710