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    最近は今更ダンガンロンパv3

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    またゴン太のバナナネタ
    キスだけ
    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15755462

    ##王獄
    ##ゴン太関連

    好きだけど嫌い・紅鮭時空/紅鮭空間辺りの平和空間
    ・ご都合主義/ご都合設定
    ・大体なんでもあり
    ・至らない点やおかしな部分が多々あると思いますが、ご了承ください



    コレは嫌いなモノへの克服だよ。
    決して、オレが強引に襲って泣かせたとか、そう言うのじゃないよ?


    バナナを一口食べ、口全体に味が行き渡る様に口の中で転がし潰す様に食べる、お行儀悪いけどオレは目の前のブルブルと怯えながら涎と涙を流してるコイツの様に紳士は目指してないからね、大体キスだけでこんなになるとか、本当に紳士になれるのだろうか。

    そんな事を思いながら口の中のバナナをゴクンと飲み込み、再度自分の唇を相手の唇に重ね、
    「ま、まってよぉ!」
    様とするとコイツは泣きじゃくりながらオレの口を、デカくてゴツい手で覆い止める。
    「も、もうやめてよ…ゴン太…バナナは…」
    「ンーー!!ンーー!!ンーーーー!!!」
    塞がれた口で必死に抗議しようとする、向こうも罪悪感かやり過ぎたと思ったのか少し手を緩める、その隙を狙い手を払い除ける。
    「もー殺す気かよ!息できなかったんだけど!?」
    「ご、ごめんっ!そんなつもりじゃ…」
    口を塞がれた仕返しに王馬はバナナを再度一口食べ、口の中で軽く潰してから獄原の隙を突き、唇を重ね、無理矢理獄原の口の中に舌と軽く潰したバナナのカケラを入れる。
    「ッッ!?」

    獄原は血の気が引く様な感じを覚え、全身に鳥肌が立ち、ゾワゾワとする感触に襲われる。
    王馬の唾液と共にバナナが獄原の口へ移り無理にでもグチャりとした感触と生暖かい王馬とバナナの味、目の前の王馬と口の中から漂うバナナの香り、それらが獄原の味覚と嗅覚を襲う、逃げる獄原の舌を王馬は無理にでも絡み絡ませ、獄原は舌も唇も逃げたくても逃げられず、ついに唾液混じりに柔らかくなったバナナだったモノを、ゴクン。と、飲み込んでしまう。
    「ガハッ…ッ、…うっ……うぅ………!」
    バナナだったモノを飲み込んだ獄原はついに泣き出してしまう、そんな様子を見かねた王馬は口を離し、ため息を吐く、離れた口から透明な糸が引いていた。
    「お前さぁ…オレがキスの練習してやってんのに全然ダメじゃん!」
    「そ、そう…だけ、ど……うぅ、王馬くん、酷いよ、うぅ……」
    グスグスと泣きながら獄原はなんとか話す、獄原からしたらコレはあくまで紳士に近づく為のキスの練習、しかし王馬からしたら本来の目的はバナナの克服。
    と言うかゴン太はオレがバナナ食いながらキスしたらどうなるのか、ちょっとした好奇心だっため、泣かせるつもりは微塵もなかった。
    だけどそんな泣き顔をされたら、もっと虐めたくなってしまう。
    「じゃあ何?お前のオレへの愛は嫌いなモノに負けるの?」
    「そ、そんな、んじゃ…」
    「あーあ、オレとのキスでバナナなんて食べられる様になると思ったけど…ゴン太の愛はそんなもんなんだね、ざーんねん」
    まぁ、キスで嫌いなモノが好きになるなんて、恋愛漫画や小説でしかないだろうし、そんな描写、恋愛漫画にも小説にもないかもしれない、オレだって"豚足"を口に入れられて好きになれ、なんて言われても好きになれないしキス越しだろうがなんだろうが絶対お断りだ。
    そして、王馬は残りのバナナを全て食べ
    「じゃーねゴン太、ま、今日はつまらなくなかったよ」
    獄原の部屋から去ろうとする。
    「…ッ、まっ、待って!」
    と、後ろから腕を強く引っ張られ、抱き寄せられる
    「バ、バナナは嫌いで…いつ克服できるか、わからないけど…、お、王馬くんの事は…好き、だよ。」
    人を抱いてるくせに、ブルブルと震えている身体を慰める様に頭と背中を撫でてやる、顔は見えないが耳が赤く染まっていた為、顔面もすごく赤くなっているんだろうなと、容易に想像ができる。
    「背中痛いんだけどそろそろ離してくれない?」
    「…あ、ご、ごめ…」
    そんな事を言いつつ、真っ赤な耳をペロリと舐める。
    「ひゃっ…!?」
    「何、ゴン太?女の子みたいな声出しちゃって」
    獄原の力が一気に緩まり、王馬は獄原と顔を合わせ獄原の涙後も頬を沿ってペロリと舐め上げるどちらかと言えばこの行動は獄原の方がしそうなモノだが。
    一瞬、コイツの真っ赤な目も舐めてやろうかと考えたが流石に不衛生なのでやめる。

    「行動で示してよ、オレが好きだって事」
    王馬は自分の唇を人差し指でトントンと軽く叩く

    __________


    不器用ながらも舌を絡ませようとする、そんな様子に王馬は獄原の舌を軽く噛み、口の中に逃げられない様にし、王馬側からも舌を絡ませる。

    カケラを入れられた時程ではないが王馬の口の中はバナナの味と香りでいっぱいで、やっぱ嫌いなモノは嫌いで、獄原は身体が静かに震える。
    でも、大好きな人との口付けはその人の匂いや味を感じて、好きで好きでたまらなくて。

    「ごんひゃ、ひょっとひからつほい」
    ふと獄原はハッと我に帰る、また強く抱きしめすぎただろうか、謝りたくても舌を噛まれている為上手く喋れないらしい。

    しばらくして、噛まれていた舌が解放され、絡み合っていた互いの口を離す、舌はテラテラと輝く糸で繋がれており、
    獄原は泣き止んではいたが、顔は目の色に近いぐらい顔面が真っ赤になってて、呼吸がゼェゼェた荒れていたし、心臓の鼓動も自分から抱き寄せてから、ずっとうるさかった。

    そんな獄原の様子に余裕の表情で王馬は舌舐めずりをし
    「バナナは克服できた?」
    再度キスをし、イタズラに獄原にそう尋ねるのであった。
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