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    -香奈-

    @kana3_1501

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    -香奈-

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    ❗ATTENTION❗
    完全二次創作/夢主名前固定/細雪凜音
    苦手な方は🔙お願い致します
    お相手は煉獄さんです
    語彙力ないのは許して下さい…

    #鬼滅の刃
    DemonSlayer
    #煉獄杏寿郎
    Kyojuro Rengoku
    #夢小説
    dreamNovel
    #kmtプラス
    kmtPlus

    現代鬼殺隊 壱現代、人々が鬼という存在を忘れた時代、今日も賑やかなキメツ学園の理事長室では緊急収集がかかっていた

    「皆、急に呼び出してしまってすまないね」
    『いえ、お館様のお呼びとあらば』

    呼び出された八人は大正時代、鬼殺隊として鬼を狩っていた者達、そして、その中でも記憶を持つ者達だった

    元音柱 宇髄天元  現キメ学美術教師
    元風柱 不死川実弥 現キメ学数学教師
    元雪柱 細雪凜音  現キメ学物理教師
    元蟲柱 胡蝶しのぶ  現キメ学高三生
    元丙  竈門炭治郎  現キメ学中三生
    元丙  我妻善逸   現キメ学高一生
    元丙  嘴平伊之助  現キメ学中三生
    元丁  栗花落カナヲ 現キメ学高一生

    『失礼ですがお館様、このメンバーを呼び出されたということは…』
    「…そう、また鬼が現れたんだよ」
    「そんな…」
    「嘘だろ」

    皆の口から次々と困惑の声が上がるが、お館様が口に人差し指を置き、静寂が戻った

    「原因は分からない、鬼舞辻無惨が関係しているのかも分からないんだ」

    鬼舞辻無惨は大正時代に皆で倒した、多くの犠牲を払ったが現在生まれ変わって皆幸せに暮らしている…

    「また…誰かの幸せが壊されるんでしょうか」

    俯きがちにしのぶちゃんが言った、きっと前世でのカナエさんの事を思い出してるんだろう

    『うん…だから壊される前に私達が止めるんだよ』
    「…そうですね、凜音さんの言う通り、また皆で誰かの幸せを救いましょう」

    「にしてもよぉ、刀と隊服に関しては生まれ変わってるアイツらを頼れば良いとして、派手に鬼を狩ってればどっかでバレるぜ?」
    『うん、だから皆で考えるの』
    「そうですよ宇髄さん」
    「黙っとけェ宇髄」
    「今から話し合うんです!」
    「オッサンは一回黙っとけよ」
    「筋肉ダルマは脳も筋肉なんだからさ」

    「お前ら?俺だって涙は出るぞ?」

    お館様に会議室を一部屋貸してもらって現鬼殺隊の会議は全てここで行うことになった

    「凜音さんがお館様と先に話し合った結果と、私達の意見を合わせていきますよ」

    今世では記憶を持っていない人が殆ど、持っている上に鬼殺隊士だった者なんてかなりのマイノリティだ、元柱は四人しかいないため、誰か一人司令官的なのを決めようということで……

    厳正なるジャンケンの結果、私になった

    まあ昔からジャンケンは強かったけど…というのは今はどうでもいい

    『まず、隊服についてなんだけど、現在は服の種類も多いでしょう?だから

    私達が私達だとバレない隊服

    を考える必要がある、そこでまず私が考えたのがパーカー、素材は前世と同じ、もしくはそれ以上に強い物、パーカーなら頭まで被れば覗き込まない限り誰だか分からない』
    「なるほどな、でもよ、もし覗き込まれたらの場合も考えた方が良いだろ?」

    確かにその可能性もある、もし私達を知っている人だった場合、後が厄介になる、誤魔化すのだって限界があるし…

    「あ!それなら鱗滝さんに頼んでみるのはどうでしょうか!」
    『鱗滝さん…ああ、元育手で今公務員の』
    「趣味がお面作りなんです、お面なら気付かれませんよ!」

    ナイスアイデアだ竈門君、お面なら多少は視界が狭まるかもしれないけど、聞いた所大正の時より強い鬼は目撃されていない、かなり弱い鬼しかいないそうだ

    「そうだなぁ…でもさ、背格好とか手付きとかで分かる勘の良い人とかいない?」
    「私達みたいに…目とか良い人に気付かれる…」

    有り得る、善逸君、カナヲちゃん。背格好はどうしようか…

    「そうだなァ、肩パッドとかあるだろォ、それでどうにかすればバレねェ」
    「そうですね、手付き…は手袋でどうにかしましょう」

    続々と決まっていくあたり、前世からの仲、仲間のことを理解し合えている証拠、懐かしく、そして哀しい

    『あとこれはお館様からの提案なんだけど、変声機を使わないかって』

    変声機を使うことで声で相手を判断できなくなるということ

    「使えるもんは使おうぜ、出来るだけ俺達の痕跡を消さなきゃならねぇから」
    「…でも喋り口調で特定されませんか?」

    確かに、宇髄さんと不死川さん、善逸君、伊之助君辺りが怪しい、喋り口調を変えたら良いのかな…?

    「じゃあ全員敬語、とかどうかな?」
    『敬語なら皆使ってるからバレない、ってことだよね?』
    「はい!」

    敬語…敬語…善逸君は…まだいける、不死川さんもまだ出来る人だ…宇髄さんと伊之助君は…

    「はぁ!?俺も敬語!?」
    「なんで敬語なんて使わなきゃならねぇんだよ!」

    ダヨネー、予想はあったけど

    『…あ』
    「?どうかしましたか?」
    『私達が宇髄さんと伊之助君に合わせるのは?』

    これはもう最終手段だけど

    「具体的にはどんな感じに?」
    『あ!だいじょぶ?さっきの奴ならもういねぇから気にすんなって!じゃ!
    的な』
    「却下です」

    しくしく…そんなに言わなくても、第一伊之助君と宇髄さんが悪いんじゃん…こうなれば…

    『伊之助君は何でも出来るんだよね?』
    「当たり前だろ!俺様に出来ねぇ事はねぇ!」
    『敬語も話せないの?伊之助君は出来ないの?へぇ〜』
    「はぁ!?出来るわ敬語位!俺が誰よりも丁寧に喋ってやるわァァ!」

    よし、挑発大成功

    「単純だなぁ嘴平」
    『宇髄さん』
    「俺はその手には乗らねぇよ」
    『この前雛鶴さんが作った唐揚げこっそり食べてたのチクりましょうか』
    「申し訳ございませんでした」

    完全勝訴!!よし!
    なら次の話に行こう

    『靴、どうしようか』
    「長くても長くなくても良いけどブーツとかですかね…」
    「ブーツは良いですね、丈夫ですし」
    「私も…履いてたから…」
    「あァエンジニアブーツとか丈夫だなァ」

    『はーいじゃ決定ー』

    これで全部決まったかな、後はそれの出来上がりと刀を待つだけ

    『よし、じゃあ出来上がったら
    また、皆で頑張ろう』

    そう言って笑ったら皆笑い返してくれた

    「そうだな!派手に狩ってやるぜ!」
    「腕がなりますね」
    「皆殺しにしてやらァ」
    「俺達も頑張ろうな!」
    「おっしゃぁぁ!俺様が一番倒してやるぜ」
    「落ち着けよ伊之助」
    「…柱の方々に遅れないように…頑張ります…」

    嗚呼、やっぱり懐かしいな、昔もこうだった、喧嘩しても仲直りして、皆で地図を囲んで話し合って…

    また他の皆とも話せるかな

    煉獄さんは思い出すかな

    前は…先に逝ってしまった愛しい人

    今世は家族と幸せに生きてほしい

    だから、煉獄さんや他の皆の幸せも

    守る、前みたいに失いたくない

    貴方の笑顔をみたいから
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