見た目が貴族らしく、★4、5の立ち方も上品なので貴族かな？と思ったのですが★6、7の仁王立ちのような立ち方、「俺」の一人称、男らしい口調から、「貴族の振る舞いを身につけたが、油断すると本来の荒い部分が出る」キャラだと解釈し、元庶民の貴族というキャラになりました

モチーフだから、とメタ的な事を言ってしまえばそれで終わりなのですが、「偶然呪いの武器を手に入れた説」を推した場合、呪われた本人が呪いの武器を近い格好をしているのって不自然かなと思ったので、衣装と武器をセットにしてみました。（でも呪われてから武器に衣装を寄せた説も好きです）

私はエルドゥールのこと鈍感で呑気だと思ってます。リリアンの漫才デモや★5の「マッペラが何か〜」等の、「目の前で色々起きてるのに見守ってるだけ」な部分を呑気と解釈しているからです。
そんなエルドゥールの「唯一の悩み」は「周りに怖がられ、避けられるようになった（★6）」こと、つまり目つきなわけですが、　呑気な彼（そもそも呪われてる事自体は悩んでないのが呑気）が悩むくらいだから、よく言われてきたのかなと思って目つきで叱られる描写を作りました。
彼なら避けられてることは気づけても目つきのせいだというところまで気づかなそうと思ったからです。逆に何度も叱られてても「気にしてる」程度で済んでるのは彼の呑気な性格ゆえ、という設定です。

★6の「お前だけが頼りだ」から見えてくる「人を頼る」部分をピックアップし、今回の話のエルドゥールは「人に選択を預けるエルドゥール」を描いてみました。その彼が★7で「オレに任せておけ」って言ってくれるのは、成長だと思いませんか？アツい展開ですよね
★7はそれだけではなく、★4〜6で握っていたマントを手放したり、笑顔の練習を始めたりと変化や成長を感じさせるなと思っています。
悩んだり迷ったりしつつも、最終的には★7に繋がる。そんな話にしたつもりです。


実装日はあくまでも実装された日だから誕生日として描いたことはないのですが、今年は「エルドゥール」ではなく「“呪騎士”エルドゥール」の誕生を描いてみました。
呪騎士が好きな人にとって、呪騎士が呪われる経緯は誰もが一度は想像し、情報の少なさに挫折し、夢みたストーリーだと思います。一度は描いたことあったのですが、ぷよクエの「情報が少ないからこそある無限の可能性」が好きなので今度はパターンを変えて描いてみました。また何度でも描いてみたいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました！