ジュンくんの誕生日 漣生誕祭2023「もうすぐジュンくん誕生日だよね?何か欲しいものはあるかね?」
「もうそんな時期っすか…忙しくてすっかり忘れてました。」
「もう!ジュンくんもっと自分を大事にして欲しいね!」
「オレなりに大事にしてるつもりなんすけどねぇ…今回はすっかり忘れてました」
「で、欲しい物はあるかね?」
「一番欲しいものは手に入れられたんで今は満足ですかね…」
「一番欲しい物?」
「ステージ上から見えるペンライトの海と黄色い歓声っす。あの瞬間最高にたまらないです」
「ふふ、ジュンくんずっと努力してきたもんね。偉い偉い」
「ちょっと撫でないでください」
「さて、欲しい物がないと言われては仕方ないね。自分で探そうね。ぼくからのプレゼント見当違いでも要らないとか言わないで欲しいね!」
「言いませんよ。てか、図々しくないっすか?それ」
「じゃあ、頑張って探すね!楽しみにしててね!」
とは言ったものの…ジュンくんに何を渡そうかね…。ふむ…ジュンくんが好きなものと言えば…漫画とトレーニングだね。漫画はぼくは詳しくないし、一番はトレーニング用品をあげるのが無難だね。トレーニング用品…色々あるよね。トレーニングウェア、シューズ、タオル、リストバンド…器具とかだとダンベルとか……ダンベルは辞めておこうね。スペース圧迫するし、こはくくんが困っちゃうね。となると…身につけるものがいいね!
うんうん!じゃあ早速明日見に行こうね!その日ぼくは夕方からお仕事があったので翌日午前中のオフにお店へ見に行くことにした。
スポーツ用品店ってあまり足を運んだことがないけれど、色々種類があるんだね。スポーツ用品をあまり購入しないぼくは店員さんに相談しながら、ジュンくんへのプレゼントを購入した。そしてついに今日はジュンくんの誕生日当日…。 今日は毒蛇に頼んでオフにしてもらい某ホテルのスイートルームにてジュンくんと2人っきりでお祝いしていた。
「ジュンくん!お誕生日おめでとう!これ誕生日プレゼントだね!」
「ありがとうございます。開けていいですか?」
「うん、開けていいね」
丁寧に包装を解いていくとジュンくんのために頑張って選んだスポーツ用品…。気に入ってもらえるかね…
「これ、全部スポーツ用品じゃないっすか…汗臭いの嫌いじゃなかったんすか?」
「ジュンくんと言えば筋トレみたいなところあるからね…ジュンくん喜ぶかなと思って頑張って選んだね…それに今はジュンくんの汗好きだね…」
「ありがとうございます。大事に使わせてもらいますねぇ。ねぇ、おひいさんこっち向いて…」
「え……んっ♡」
優しい目をしたジュンくんに軽い口付けをされぼくは突然のことで目を丸くしていた。
「びっくりしました?」
「不意打ちはずるいね」
「来年も祝ってくれます?」
「当然だね♪大好きなジュンくんの為だからね!」
「はは、ありがとうございます。オレも来年もおひいさんの誕生日祝いますよぉ」
「ふふ、嬉しいね!あ、ジュンくんそろそろケーキ食べようね!」
「はい!」
これから先もジュンくんが楽しく過ごせますように。誕生日おめでとうジュンくん!
Happy birthday漣ジュン