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    影緋(えいあ)

    @_Eiagnsn

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    影緋(えいあ)

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    こちらが正しいカバーです!
    印刷ミスのカバーは廃棄して欲しいので、TwitterのDMに確認の為写真を送って欲しいです。
    お時間頂きますが(再印刷や枚数確認するので)お手元にちゃんとしたカバーをお届けさせて下さい。お手数お掛け致します。
    発送方法はまだ検討中ですが、匿名配送(送料影緋持ち)か、12月の神ノ叡智 6で印刷ミスカバーとちゃんとしたのを交換という形にしようかと思います。

    Tap to full screen (size:6890x2756).Repost is prohibited
    💕☺
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    のくたの諸々倉庫

    DONEいずれ永遠へとつながる奇跡/鍾タル人というものは不変の日常に、「いつもと同じ」であることに安堵しながらも、望む以上を与えられれば絶望する生き物だと聞いた。
    「おはよう先生、元気してる?」
    「……ああ、公子殿か。そうだな、健康状態が良好かどうか……という意味でなら、おそらく元気であるだろうよ」
    「はは、どうしたのその言い方。まるで心は元気じゃない、みたいに言ってるように聞こえるけど」
     俺の部屋を訪ねるなり、ソファにどっかりと腰を下ろした公子殿。人好きのする笑顔を浮かべ、けれど深海のように濁る瞳で──しばし思案の海に沈む俺を、「先生?」と不思議そうに呼んだ。
    「どうしたのさ、本当は体調悪いんじゃないの?」
    「……お前たちが異常だと、病的だと呼ぶ事柄について……少し考えを巡らせていた」
    「へえ、例えば?」
    「例えば……そうだな、公子殿はもし今この瞬間から、その身が不老の存在になったとしたならばどうする?」
    「難しい質問だねえ……まあそれが誰に言われたか、どんな瞬間にどのように言われたかでも信じるか信じないかは変わるね。不老かどうかなんてさ、そこそこ時間が経たないと分からないだろうし……というかそこ、不死はつけなくていいの? 1804