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    おもち

    気が向いた時に書いたり書かなかったり。更新少なめです。かぷごとにまとめてるだけのぷらいべったー→https://privatter.net/u/mckpog

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    おもち

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    PsyBorg。初めてのお泊まりの話。

    #PsyBorg

    初めてのお泊まりは、どうしようもないハプニングのせいで突如決行された。
    ある日俺と友人がルームシェアをしているアパートが雨漏りをして、工事に一週間ほどかかると大家さんに伝えられた。工事の間はアパートを空けなければならない。
    友人はすぐ職場の人に連絡を取って近くに住んでいる後輩の家に泊めてもらえることになったと俺にピースサインを作って見せたけれど、俺はといえば飼い猫も一緒に寝泊まりできて配信もできる環境なんてホテルだとしても探すのは難しい。
    ひとまずマネージャーさんに配信がスケジュール通りに行えないかもしれないことと現状を伝え、最低限の荷物をキャリーバッグに詰めながら毎日電話をしている恋人のふーふーちゃんに電話をかけた。
    『え、それ、どうするんだ? 大丈夫か?』
    「大丈夫じゃない〜。どうしよう、ほんと。猫も一緒に泊まれるところなんてないよ。あ、ふーふーちゃんの家にうきにゃ泊めてもらえない? なんて、無理だよね」
    『いいよ、もちろん。というか、浮奇もうちに泊まればいいんじゃないか?』
    「え。……え? あの、えっと、……本気?」
    当たり前のように言われた言葉に驚き、俺は目を丸くしてスピーカーに設定したスマホを見つめた。今までも何度も会っているしお互いの家の場所も知っているけれど、泊まるって、それはまた別の話じゃない?
    『小さい家だけど幸い部屋は余ってるし、うきにゃがドッゴたちとうまく馴染めないようならその部屋の中だけで過ごさせてもいいと思う。俺と浮奇は配信時間がズレているからわざわざ大きなパソコンを持って移動しなくたって俺のパソコンを使って配信してもいいし』
    「……俺、ふーふーちゃんのこと好きなんだけど」
    『……俺も浮奇が好きだよ……? だから提案してるんだろ』
    「ちがくて、……だって、……お泊まりは、したことない、から」
    『……、……それは一旦置いておいて。まずはおまえが安心して過ごせる場所が必要だろう。もちろん人と一緒じゃ落ち着かないだろうから、うきにゃだけ預かって浮奇はどこかのホテルに泊まるんでもいいけど』
    「自分のことを他の人と同じだと思わないでよ。誰よりも一緒にいて落ち着くもん、落ち着くけど、……、……本当にいい? 迷惑じゃない?」
    『迷惑じゃない。……でも、もし浮奇が俺と長く一緒に過ごして、許せないような嫌なことに気がついて嫌いになられたら嫌だな。やっぱりやめとくか』
    「大好きだよバカ。もっと好きになる未来しか見えない」
    『……そのサイキックパワー、信じてもいいか?』
    「俺のことを信じればいいでしょ」
    「たしかに」
    優しい声でくすくす笑うふーふーちゃんに、焦って乱れていた心がいつものリズムを取り戻していく。中途半端に開いていた扉から入ってきたうきにゃに手を差し出し、近づいた彼をそっと抱き上げた。
    「ふーふーちゃんちにお泊まりしに行くよ。おまえも新しいお友達を作れるかも」
    『お、うきにゃか? うちのヤンチャなやつらをよろしく頼むよ』
    「ふふ、うるさいのはイヤだにゃーって」
    『あはは、この家を気に入ってもらえるように、おいしいご飯を用意しておく』
    「それ、俺にも何か用意してくれたりする?」
    『浮奇に? ……俺以外にも何か必要か?』
    「……ノー! ふーふーちゃんがいればそれでいい!」
    『ふっ、冗談だよ。けど、俺もどこでも浮奇がいればそれでいい。アパートを出るのはもう今日のうちか? 明日なら車で迎えに行けるよ』
    「え、そこまで迷惑かけられないよ」
    『うきにゃ、電車とかに乗せたことは? 慣れていない新しい場所でただでさえストレスを与えてしまうだろう。移動は車の方がまだマシじゃないか?』
    「……、……じゃあ、お願いしていい……?」
    『ん、じゃあ明日。大変だと思うけど今日のうちにできるだけ準備しておいてくれ。もし間に合わなくても明日俺も手伝うから無理はするなよ』
    「ねえ、優しすぎる。もっと俺に厳しくして」
    『好きな人に優しくして何が悪い。俺は浮奇のことはとことん甘やかすって決めてるんだ』
    「……」
    顔が熱くて耐えられなくなった俺は小さい声で「おやすみ」と呟いて、ふーふーちゃんが笑いながら『おやすみ、また明日』と言ったのを聞いてから電話を切った。うきにゃのことをぎゅうっと抱きしめるとジタバタ暴れるからすぐに離してあげる。
    明日、会ったらまずハグをしよう。ふーふーちゃんが「痛い!」って言うくらいぎゅうぎゅうに抱きしめてやる。俺を惚れさせたおまえが悪いんだ。責任取って俺の愛を受け止めてよ。
    友人と冷蔵庫の中身の期限の短いものを料理してお腹いっぱいに食べて、お互いの部屋の扉を開けて話をしながら一週間分の荷物をまとめていく。恋人の家に泊めてもらえることになったこと、お泊まりは初めてだということを話せば、友人は「わお!」と歓声を上げて何かを俺の部屋に投げ込んできた。床に落ちたソレは未開封のコンドームの箱で、俺は爆笑しながらお礼を言ってソレとベッドの横に置いてあるローションをキャリーバッグに入れた。
    寝て起きたら彼の家に行くんだと思うとなかなか寝付けず、眠ったのは外が白んできてからだった。眠る直前に「今から寝るから起きたら連絡する。たぶん昼頃。ごめんね」とメッセージを送ったけれど、目が覚めたのはまだ朝と言ってもいいくらいの早い時間。スマホを確認すると俺がメッセージを送った一時間後に彼から「おやすみ」と返信が来ていた。相変わらずの早起きだ。頭の中で彼の声で再生されるその言葉にニヤけながら、まだ眠気をまとった思考のまま「おはよう」とメッセージを送る。顔を洗って準備しなきゃ。せっかく早起きできたしバッチリメイクしたい。
    そう思ってベッドから起き上がったところでスマホが鳴った。こんな朝早くに誰?って、一人しかいない。すぐにスマホを手に取り応答ボタンを押した。
    「もしもし、ふーふーちゃん?」
    『お、おはよう、浮奇。寝惚けてたんじゃなくて本当に起きてたのか……』
    「ん、なんか、早起きできた」
    『二度寝しなくて大丈夫か? あまり寝られてないだろう』
    「大丈夫。早くふーふーちゃんに会いたかったのかも。これから準備するからあんまり早くはないかもだけど」
    『……昼頃にそっちに着くので平気か? もっと遅いほうがいい?』
    「ううん、お昼ぐらいでいいよ。ハンバーガーでも買ってドライブデートしよ」
    『……ん、じゃあ向かう。近くに着いたら連絡するよ』
    「ありがと、待ってる」
    電話を切ってからベッドの上でグッと体を伸ばす。んっと声を上げて、寝起きの声、ふーふーちゃんの前だけでももっと可愛くならないかなって考えた。おはようって可愛く掠れた声で言ってふーふーちゃんのことキュンキュンさせたいのに、残念ながら女の子みたいに可愛くはできない。でもふーふーちゃん、普通の人とちょっとズレてるしなぁ。俺の怒った声が好きだなんて言う人に普通の可愛いを用意しても無駄かも?
    くだらないことを考えながら部屋を出て、顔を洗い、しっかり保湿をして使い終わったものは持っていくカバンに突っ込んでいく。一泊二日ならまだしも一週間、しかも好きな人の家となると荷物の量は膨大で、キャリーバッグの他に大きめのカバンとショルダーバッグ、それに猫のキャリーケースも持っていかなきゃいけない。ふーふーちゃんが車を出してくれなかったらどうするつもりだったんだろうって自分の無計画さに呆れてしまう。
    荷物は昨日のうちにほとんど準備が終わっているから俺自身の準備さえ昼までに終われば間に合う。朝食代わりのコーヒーを入れ、時間をかけてメイクをする。ふーふーちゃんとのデートの時にするメイクが一番楽しい。失敗しないかなって緊張もするけど、ドキドキなる胸は緊張のせいだけじゃないから。
    すっかり準備が終わってあとはうきにゃをキャリーケースに入れるだけで、俺はソファーに座って深呼吸をし、いつも通りを心がけてSNSをチェックした。でも、やっぱり落ち着けないよ。だって今日から一週間毎日ふーふーちゃんと一緒にいられるんだよ? 落ち着けるわけがない。誰よりも一緒にいて落ち着くって、そう言ったけど、実際のところ今はドキドキの方が勝っていた。
    何度目か分からないくらい時計を確認してじりじりとしか進まない時間に舌打ちをしていたら、不意にスマホが着信画面に切り替わった。反射的に応答ボタンを押して耳に押し当てる。
    「もしもし?」
    『もしもし、俺だ。一応近くに着いたから、もし準備ができているようだったら家の前に車を止めるよ。まだ時間がかかりそうか?』
    「あ、ううん、もう行ける。すぐ家出るね」
    『ストップ。家で待ってろ』
    「え?」
    『荷物重いだろ? 俺が運ぶからそこにいてくれ。浮奇はうきにゃのことを頼むよ』
    「……本当のこと言うと一人で運べないかもって思ってた。甘えてもいい?」
    『大歓迎』
    すぐ行く、と言ってふーふーちゃんは電話を切った。話し声が聞こえたのか友人が部屋から出てきて、俺を見ると「戦闘力二百だ」と笑う。
    「それ褒めてる?」
    「褒めてる褒めてる。大好きな彼氏がいる時の浮奇は最強」
    「ん、そうかも」
    「工事長引くといいね?」
    「縁起でもないこと言わないで。けど、まじでそう」
    「ルームシェア解消の相談はお早めにお願いしまーす」
    「まだそこまでじゃないって」
    話しているうちに部屋のベルが鳴り、友人はニヤニヤしながら「いってらっしゃい」と言って自分の部屋に引っ込んでいった。俺は小さく舌打ちをしてからうきにゃを抱き上げ扉を開ける。
    「お待たせ。おお、うきにゃ、直接会うのは初めましてかな?」
    「だね。うきにゃ、俺の大好きなふーふーちゃんだよ」
    「ふふ、めちゃくちゃ警戒されてる。よし、仲良くなるのはむこうの家に着いてからにしよう。荷物、これだけか?」
    「あ、うん。これは俺が持てるから」
    「いいよ、一緒に持ってく。うきにゃだけよろしく」
    「……ありがと」
    軽々と俺の大荷物を抱えたふーふーちゃんは俺が靴を履き替えている間扉を開けておいてくれるだけの余裕もあった。デートで歩き回る時用ではないもう一段階ヒールの高いブーツのおかげで隣に立つと目線は同じ高さだ。吸い寄せられるように一歩近づき顔を近づけるとふいっと逃げられてしまい、俺は拗ねた顔で彼を見つめた。
    「ノー。外では嫌だ」
    「……いじわる」
    「その顔も可愛くて大好きだけど、今日はいつもよりもっと可愛いんじゃないか? せっかくだから笑った顔が見たいよ、浮奇」
    「……ベイビィ、日に日に俺の扱いがうまくなるね」
    「下手になっていなくてよかった。ほら、行くぞ」
    「はぁい。キスはお家に着いたらね」
    「……」
    アパートを出て車に荷物を積み、毛を逆立てて威嚇しているうきにゃの入ったキャリーバッグを膝の上に乗せて助手席に座る。運転席に座ったふーふーちゃんはうきにゃの様子を見て目を細めて笑った。
    「うちの子たちも最初はすごく警戒しててなかなか心を開いてくれなかったんだ。うきにゃにも怖い思いをさせて悪いな。彼にとってもうちが落ち着ける場所になると良いんだけど」
    「……ふーふーちゃんのそばで居心地悪いって思うの、人でも動物でも無理だと思う。気がついたらみんなリラックスしてるよ」
    「……そうか? 浮奇のほうがそうだろう。優しくて癒される雰囲気だし」
    「俺はダメだよ。俺自身がリラックスできてないから、一緒にいる人も緊張させちゃう」
    「俺は浮奇のそばにいるとすごく落ち着くよ」
    「……俺がふーふーちゃんの隣にいて落ち着けるからだよ」
    「……そうか。それならよかった」
    視線を逸らして前方を見たふーふーちゃんは、車を出す前にもう一度こちらを向いて「ありがとう」と呟いた。それも俺のセリフなんだけどなぁ。
    いつものように話しながら車を走らせていると、そのうちうきにゃはケースの中で眠ったようだった。いつも通り話す俺の声と揺れの少ない安全運転ですこしは安心してくれたかな。
    夕方にはふーふーちゃんの家に着いて、ひとまず空いているという部屋に荷物を運び入れうきにゃもそこに出してやった。扉は閉めてドッゴたちが入ってこれないようにしたけれど慣れない場所で警戒心は再びマックス。部屋の隅で毛を逆立てる彼に俺とふーふーちゃんはしばらく彼をそっとしておくことに決めて部屋を出た。うきにゃがよく包まって眠っているブランケットやお気に入りのおもちゃをベッドの上に広げておいたから、それで落ち着いてくれるといいんだけど。
    「今日の夕食はデリバリーでいいか? 移動で疲れたし軽く済ませたほうがいいだろ?」
    「ん、そうしよう。運転させちゃってごめんね、ありがとう」
    「俺がそうしたかったんだよ。でも、そうだな、もし浮奇が俺に何かをしてやりたいって思っているなら一個頼みたいことがある」
    「もちろん、なんでもやるよ、教えて」
    「今日の夜は一緒に飲まないか? 浮奇がいつも家でどう過ごすのか話を聞かせてほしい」
    「……それ、ふーふーちゃんの役に立ってなくない?」
    「とても役に立つよ。好きな子のことを本人から聞き出せる絶好のチャンスだ。酔った浮奇は素直になんでも教えてくれるしな?」
    つんと頬をつつかれて、俺は一瞬で骨抜きになる。拗ねた顔もじょうずに作れなくて慌ててふーふーちゃんにぎゅっと抱きついた。それからハグをしたかったことを今さら思い出し、ぎゅうぎゅうとキツく抱きしめる。
    「ふ、浮奇、痛いよ。そんなキツくされたら俺が抱きしめられない」
    言われた途端手を緩めて思わずふーふーちゃんを見つめた。至近距離で視線が重なり、ふーふーちゃんは笑みを浮かべながら俺の背中に腕を回す。抱き寄せられると泣きそうなくらい幸せだった。
    「いつもより長く一緒にいられるから、浮奇のこともっとたくさん教えてくれ」
    「……ん、ふーふーちゃんのこともいっぱい教えて」
    「ああ、もちろん。……そうだ、ここは浮奇のとこよりも星がよく見えるよ。庭にテーブルセットがあるから、夕飯もお酒を飲みながらそこで食べようか」
    「わ、最高。そうしよう」
    「よし、じゃあ準備をしよう。ドッゴたちに挨拶もしないとな」
    「うん! えへへ、楽しみ」
    「……よかった」
    「ん?」
    「ちょっと緊張してるみたいだったから、俺が笑わせられて嬉しい」
    「……ねえ、俺の笑った顔はどう? ベイビィ」
    「とっても可愛いよ。最高だ」
    頬にキスをくれたふーふーちゃんに同じようにキスを返し、それから二人でじっと見つめ合う。お互いに顔を近づけて瞼を閉じそっと唇を重ねた。緊張は、まだしてるよ。もしかしたら今日はいつもみたいに酔えないかも。だからもしうまく眠れなかったらふーふーちゃんのベッドにお邪魔してもいいかな? その後のことは、任せるから。
    届いたデリバリーのごはんとふーふーちゃんのお気に入りのお酒とグラス、それからふわふわのブランケットを持って出た庭は、新月のせいでびっくりするくらい暗くて、その代わりに星空は見たことがないくらい綺麗に見えた。テーブルの上にキャンドルを灯しても向かい合っていたら顔が見えない薄暗さに俺は椅子を動かしてふーふーちゃんのすぐ隣に座り、片手を繋いで彼にくっつきながらお酒を飲んだ。そんなに酔うつもりはなかったのにいつのまにか頭がくらくらしていて、ふーふーちゃんに誘われるまま彼の膝の上に乗って抱き締められながらちびちびとお酒を飲み、言葉をこぼす。もう自分が何を言ってるのかもわからないで、ブランケットに二人一緒にくるまる心地よさに身を任せた。
    翌朝ベッドの上で目を覚ました俺は痛む頭と見慣れない部屋にしばらく混乱し、ベッドの中で一緒に眠っていたうきにゃを見てパチパチと瞬きをした。
    嘘でしょ、せっかく初めてのお泊まりだったのに、寝落ちなんて最悪!
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