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    えまこ練習中

    @mobr10014
    練習中ですモブ霊が好きです
    リアクション下さった方、わざわざありがとうございます🙇‍♀️精進できるよう頑張ります🙇‍♀️

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    お題:夏、降りるバス停を間違えて迷子になった小5モブ君を迎えに行く24歳師匠

    ※お題の夏を入れ忘れたw

    後日、携帯電話を持たせることになる モブ! そこにいろ! 絶対そこから動くなよ! 頼む!

    俺は祈っていた。

    俺たちは除霊依頼を済ませ、バスに乗って事務所に帰るところだった。気が付けば隣にモブがいなかった。モブはさっきのバス停で、降りる客に流されるまま間違えて下車してしまったに違いない。そう、さっきまで車内は混んでいたが、今は客は疎らだ。

    俺としたことが……。

    顔の血の気が引いて青ざめているのが自分でもわかる。俺は自分に酔いしれながら、いかにさっきの除霊が素晴らしかったのかをモブに語っていたところだった。
    モブはいつも目を輝かせながら話を聴いてくれる。何だか照れくさいのと、良心が痛むため、モブの目を見ずに、半ば目はとじたまま気持ちよく語っていたのが、完全に仇となった。

    「次は〜――止まります」

    車掌のアナウンスが聞こえる。俺はバスが次停車したらさっきのバス停まで、ダッシュしようと心に誓っていた。

    「ありがとうございました〜」

    バスを降りて俺は走り出した。そんなに距離はないはずだ……行ける! なにせ俺は、男子バレー部仮入部経験者なんだからな!
    最近、ほとんど運動なんてしてなかった俺の身体を鼓舞してひたすら足を前に出した。



    「モ……モブ」
    俺が息切れしながら名前を呼ぶと
    「し……ししょう!」
    モブは安心したように駆け寄ってくる。俺はその小さな手を思わず握った。

    良かった……。

    俺はホッと胸を撫で下ろした。モブはさっき降りたバス停で動かずに俺を待ってくれていたようだった。

    握った手を見ながら、混雑していたバスの車内でこうして手を繋いでおいた方が良かったのかもしれない。と自省した。そうすれば、モブを不安にさせることはなかった。一歩間違えたら大変なことになっていたかもしれない。考えるだけでゾッとする。俺は二度とこんなことが起こらないように、もう一度しっかりと手を握った。

    おわり
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    Replies from the creator

    えまこ練習中

    MEMOこちらは現在の私の気持ちです。内容は自分に直接関わるモ関連のことのみです。一番の被害者は奥様と理解しています。でも作品の名前で顔出ししてプロモーションなどを行っている中で事務所はもちろん、作品関係者、そして自身のファン、作品のファンも被害者と言っていいんじゃないかと思っています
    自分の気持ちは昨日とはまた異なっています。昨日までは受容しきれてなくてレは○井さんしか考えられないって思ってました
    SKRIさんについてR4.10.27

    信頼回復はないよ

    現状のキャラは続投かもしれないけど、どうしたってチラつくし、それは作品に泥を塗ってる

    新しい仕事はないと覚悟した方がいい


    モ見たって好きだけどやっぱり
    どっかで、あーってなっちゃうんだよ
    だって作品のプロモーションしてたし、私にとってレは【○井さん】だった

    多分私、○井さんのことよく知らなすぎて、勝手に人物像作ってたみたい
    思ってた以上に櫻井さんのこと好きだったんだな……って感じてる。
    別に追っかけしてた訳じゃないけど

    他にもうまい声優さんいっぱいいると思う、もしモ側が声優変える(ないと思うけど)っていうなら喜んで受け入れたい
    までこの件について受容してる


    正直言って、スピンオフの映像化、OVAの可能性は限りなく0になったと思う
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    えまこ練習中

    TRAININGシ〇イシティのワンドロライお題6 桜

    あまりにも綺麗なその訳をの前日譚です。

    個人的に盛り上がってしまい、前日譚も作ってしまいました。
    出来は拙いですが、自分の興奮するネタだったようです笑

    本編の方との噛み合いから、本編も修正すると思います。
    前日譚の方もちょこちょこ修正するつもりです。R4.7.20モブside修正
    あまりにも綺麗なその訳を〜前日譚〜霊幻side

    あ〜あ、しくじっちまったな。
    俺はきな臭い案件をやめとけばいいものを一人で立ち回り、完全にしくじっちまった。
    俺はまんまと殺されて、今、俺の存在なんてなかったかのように後処理されてるところだった。どこだか分からない場所に、けして小さくはない俺の身体は運ばれて、大きな木の下に必死に掘られた穴に入れられている。
    お前、素人じゃないだろ……もっと深く埋めてくれよ。そんな深さじゃダメだろ。
    なんて客観的に思ったけど、こんな知らない場所に深く埋められたら、誰も俺を見つけることはできないだろうな……。俺の身体は誰にも見つからずに朽ち果てるのか。それもまた人生……ってか。

    何年か前であれば、いつ死んだっていいって思ってた。でも今こうして成仏できてないことからも分かるように、俺は未練がある。それがなんなのかも分かる。
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    koyubikitta

    DOODLE一緒にいても何とも思わないけど一緒にいなかったらなんとなく不安になる夜帳と比鷺
    #お題ガチャ #男ふたりの色んなシーン https://odaibako.net/gacha/1739?share=tw

    早野の夜鷺さんへ贈るタイトルお題は、『書を捨てよ、此処を発とう』 です。
    #shindanmaker #同人タイトルお題ったー
    https://shindanmaker.com/566033
     浪磯の部屋を引き払って別の部屋を借りる予定だと聞いたのは、その部屋を明け渡すほんの数日前の事だった。というかつまり、今日初めて知った。
     萬燈夜帳が契約している部屋はいくつか存在しており、浪磯にあるマンションの一室もそうだった。バルコニーから海が見えるその部屋に、比鷺は何度か足を運んだ。山ほど本やCDがあるんだろうと思ったが、それほど物はなかった。当然だ。彼の自宅は別にあるのだから。広くてシンプルなのに殺風景ではない、趣味の良い部屋だと思った。
     良い風じゃん、日当たりも良さそう、トマトでも育てれば? なんていい加減なことを言いながら不思議な気分になったのをよく覚えている。出会ったばかりの頃はずっと萬燈に怯えていた。今は……今はどうだろう? 怯えたって仕方がない相手だとは思う。怖い部分もあるし、可愛い部分もある。人間らしいな、と思うときも人間らしくないな、と思うときもある。まあだから、つまり、慣れたんだろう。慣れた比鷺はふかふかのソファに寝そべってテレビで洋画を見たりもした。自分が介入できない映像を二時間も見続けるのは大変だな、と思って、次はあまり使ってないゲーム機を持ち込んだ。萬燈と対戦して、勝ったり負けたりする。……まあ、トータルでは俺が勝ったけどね。
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