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    オルト

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    ガリカジのタイカケ。エロではないけど、ちょっとアレかも。
    「月一の周期」

    #タイカケ

    「カケルぅ」
    「ん~、よしよし」
     ぎゅうと抱き着いて離れないタイガの頭を、そっと撫でる。
     俺にとっても懐いてくれているタイガだけど、その懐き具合がマシマシになる期間が月に一回ほどある。俺にめちゃくちゃに甘えてくれて、夜もちょっと激しくなっちゃう。月の満ち欠けに伴う、タイガの魔力の変化かと予測はしているんだけど、原因ははっきりしていない。
    「なぁ、今日もカケルのベッドで寝ていいか?」
    「もちろん、いいよ~」
     この期間のタイガは、いつも以上に素直になる。普段なら照れちゃうような行為もセリフも、この期間なら全然なんともないみたい。俺はこの期間を毎月楽しみにしている。
    「へへっ」
    「んっ!」
     嬉しそうに笑うタイガきゅんに、顔がニヤけちゃう。
    「なぁ、カケル、好き」
    「おれっちも、タイガきゅんのこと大好きよん」
    「俺、おれっ、ホントに、カケルのこと好きでっ、それでっ、うぅ、かけるぅ……」
     必死に俺の名前を呼ぶタイガに、心臓を鷲掴みにされた気分。あぁ、もう、愛おしくって仕方ない。
     タイガが俺を抱きしめる腕に力を込めた。身体がより密着して、あぁ、これ、当たってる。タイガの硬いの……。
     気付いてしまうと、俺のそこも反応し始めてしまう。バカ正直にそこに血液が集まって、身体の奥深くがじくじくと疼く。あぁ、もっともっと、俺に甘えて俺を求めて欲しい。
    「ねぇ、タイガ……ベッド行く? ここ、辛いでしょ?」
     そう言ってタイガの硬くなったところを触ると、とろんとした顔でタイガは頷いた。虎の耳と尻尾もしっかり出ている。だから、ココもきっと……。
    「ふふっ、タイガきゅん、かわいい。いいよ、好きにしてね」
     タイガの手を引いてベッドに向かう。
     なんだか興奮して仕方ない。俺は、タイガがこうなってしまう期間、どうにもそういう欲求が高まるみたいだ。きっとタイガが可愛すぎるせいだ。いっぱい甘やかしたくなる。タイガが、欲しくなる。
     ベッドに沈みながら、俺は必死にタイガにキスを強請った。
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    オルト

    TRAINING154日目 1352文字
    付き合ってないタイカケのデート
    今日は天気もいいし、比較的暖かい。気持ちがいいな、と思い窓を開けて外を見るとちょうどタイガきゅんが玄関から出て来た。
    「あ、タイガきゅーん! どこ行くの~?」
     呼び止めるように声を掛けると、タイガきゅんはピタリと足を止めた。くるりと振り返ったタイガきゅんは、どこか嬉しそう。何かいいことでもあったのかな?
    「天気いいし、散歩。おめぇも行くか?」
    「え! いいの!?」
    「ダメなら聞かねぇよ。どーすんの?」
    「行く!」
     まさかタイガきゅんから誘ってくれるなんて、思わなかった。スマホとお財布だけを手にし、部屋を飛び出した。外に出ると、タイガきゅんは穏やかな笑顔で立っていた。あんな顔するんだ。
    「よし、行くぞ」
    「うん!」
     俺たちは並んで、温かな陽気の中歩き出した。

     公園に着くと、子供たちをはじめ、老夫婦や若い恋人までいろんな人でにぎわっていた。移動販売の車では、スイーツや軽食を販売していて、俺たちも軽食を手にベンチに腰かけた。
    「ん、おいしい!」
    「こっちも美味い」
     俺はソフトクリーム、タイガはフランクフルトを買った。甘いものを食べてると、しょっぱいものも食べたくなるんだよね。俺も 1422