設定まとめ(魅津編)七浜　魅津(ナナハマ　ミツ)


種族：人間(救い主)
性別：男？　年齢：19

【儚げお嬢様？いいや強火オタク系「救い主」です】

「ああ、っと……うん、そういう趣味ってだけ。あんま気にしないでもらえると助かる。」

イヅナによって幻妖界に召喚された人間の少年
……そう、女装癖のある少年である
滝夜叉姫から話を聞き、「救い主」として幻妖界を救うことを決めた
見た目こそ儚げお嬢様な感じだが、蓋を開ければそんなのとは無縁とでもいうべき部分が見え隠れ、
というかあまりに無縁すぎるタイプの人間である

【キホン見聞】
身長:158.8cm
体重:48.8kg
誕生日:8月12日


【ナイメン】
物腰穏やかで儚げなお嬢様っぽい外見をしているが、実は強火のオタク気質
大好きになった者は徹底的に「推し」て、
その魅力を心の底から全身全霊で褒め称える
が、推しの心からの笑顔が好きな分、
推しが本気で心の底から嫌がることはしないように　
心がけている

【好きな食べ物】
酒のつまみになるもの
未成年のため酒は飲めないが、
ほんのり甘くした檸檬の果実水と一緒に
焼きししゃもや焼き鳥、湯豆腐を味わっている
滝夜叉姫からは、
「将来は酒豪間違い無しじゃのう！」
と気に入られているようだ

【嫌いな食べ物】
アルファ米
小学校の時に親と一緒に話して試しに食べたことがあるけど、あんまり美味しくなかった
でも食べようと思えば普通に食べられる

【趣味】
「推し」の可愛いところを日記帳にまとめること
ストーカーではなく、普段用事で会ったり、
偶然鉢合わせたりした時に見えた可愛いところをまとめている
「推し」一人につき一冊あるらしい

【外見について(重要)】
見ての通り完全に女装癖持ち
いや、女装癖というよりは、
似合いそうであれば女性用も男性用も関係ない、
と思っている
ただし水着等の露出の多い服を着るのは、
性別的には勿論、彼の性分的にも好まない

【ちょっとした自慢】
どうにかして行動する為に、自分に何らかのこじつけの理由を課すのが得意な所
……それによるダメージは知らない。

【過ぎ越し方】
魅津は中学辺りからいじめと隣り合わせの生活を送っており、
親からはあまりのいじめ被害の多さに
「いじめを受けるのは全てあなたが悪い」
と匙を投げられていた
そうして19年(と数ヶ月)かけて自尊心を徹底的に崩壊させられ、その影響で今や未来を生きようとする意志と、
そのために努力するやる気が全て消え失せてしまった
しかし、いじめの件はさておきどうにか魅津に大学進学をさせたい両親は無理矢理にでも調子を戻させようとあれこれするが、その一件で不信感を抱いてしまった魅津が変わることはなく
結局、魅津は「どうにかして親から離れたい、私と同じ目に遭う子を減らしたい」
という理由を自身の中でこじつけてどうにか大学に進学。一応教諭志望ということで教育学部に所属
右目は18歳の頃のある日、
いじめを受けていた際に失明
実習系の教室で後ろから突き飛ばされた時に近くにあった机の角に打ち付けたのだ

【好きな食べ物2】
紅茶とスコーン
スコーンは自力で焼ける
焼きたてのソレに、
ジャムやクロテッドクリームを乗せて食べるのが好き
ジャムは定番の苺はもちろん、
特に林檎のジャムが大好き

【趣味2】
馬での遠乗り
時折、鬼童丸といっしょにしている
ちょっと「おやすみ」したくなった時、
鬼道丸に頼んで一緒にしている

【趣味3と真実(重要)】
男装
そう、彼は女性である
しかし似合ったり、自分が着たいと思えば、
異性用の衣類を着るのもやぶさかではないのは事実
ソレに加えて体のラインも貧相なおかげで、
一応、まだ「女装癖のある男性」
として広く認知されている
ただし一部の妖怪には、
自分が女であることはやはりバレている
(妖主だと堺の二人と天狐、
その他だと覚や鴉天狗辺り)
(この後、偶然温泉で鉢合わせた子泣きと、
ねずみ屋の衣装に着替える際の事故で、
鉄鼠と鬼童丸にも性別がバレることに)

【何故女装男子を名乗ってるの？(重要)】
彼女の片眼は眼帯で隠れているが、これは高校時代のいじめによる物
女性としては悪くない顔立ちで好かれる側の人間でありながら、
服の趣味がややジェンダーレスな部分があったり、
自身の外見に自信がない故か、宗教上の都合もないのに肌の露出を異様に拒む所
それらが同性の同級生達の反感と嫉妬を買った
徐々にいじめが悪化した結果、その際の事故により右目を失明
同性の人間がトラウマになってしまう
それと同時に自分もその「女」という性別を名乗るのに激しい嫌悪感を覚え、
以降、男性と名乗るようになる
……しかし、性自認自体はどうあがいても女性のため、
男装は趣味でするにしても、それを「普通」にするまではできなかった
故に、「女装癖のある男性」と名乗っているのだ
だが、それも楽ではないようだ
「女性」を名乗ることへの嫌悪感と、完全に「男性」にもなりきれない自分
そのジレンマが、今でも魅津を苦しめている