2:00AM時刻は午前2:00を指していた。
俺は自分の腕にRenの頭を置き、ぼーっとスマホを見ていた。
なんとなくエゴサをしたり、ファンアートを見たり、他のライバーとのやりとりを軽く確認したり...
さっきまで身体を重ねていたRenはすっかり眠っている。
受け身を担当してくれているおかげか、Renはコトが終わると毎回気を失うように寝てしまう。
Renから女役を提案してくれたことはありがたいが、いつも申し訳ない気持ちがある。
スマホの電源を落として、そんなRenの顔を見る。
普段からキラキラと光る青い目は、今はまぶたに閉じられている。
黒いまつげが、そのまぶたを縁取る。
先ほどの行為の名残で、その長くて量の多いまつげは若干涙にぬれていた。
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