Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    千三百一

    @1301x

    センミツ ヒャクイチ

    ▼匿名いいねとおたより
    https://goo.gl/forms/Z819b4EO6L2dGg5F3
    ▼注意事項
    https://x1301.fanbox.cc/posts/4071658
    作品を無加工かつ個人で観賞する以外の行為は全て禁止です。

    【pixivFANBOX】
    ▽全年齢向け
    https://x1301.fanbox.cc/

    ▽成人向け
    https://x1301-2.fanbox.cc/


    .

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 🐱 💖 🐰
    POIPOI 111

    千三百一

    ☆quiet follow

    RaiotNOW
    2019年11月13日~2019年11月18日より

    ##メイキング

    Tap to full screen (size:1171x1171).Repost is prohibited
    ✨😍💘💖💕💕
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    ななめ

    DONEバレンタインのアキラとマサハッピーバレンタイン

    本を読む晶の向かい側で、正良はこくりこくりと居眠りをしている。こたつの温かさとカーテン越しの柔らかい光が眠気を誘うのだろう。
    時計の針が十時を指した。
    晶はこたつから出ると台所へ向かった。コーヒーメーカーをセットし、隠しておいた箱を取り出す。出来上がったコーヒーと箱を持って正良の元へ戻ると、居眠りしていたはずの正良が起きていて、まだ眠そうな目で晶を見上げた。こたつの上にはさっきまで無かった箱が置いてある。晶が台所にいる間に持ってきたのだろう。同じことを考えたらしいと知って晶の頬が緩んだ。
    「お十時にしようか。あとこれ、バレンタインだから……」
    こたつの上にコーヒーを置いてから、箱を差し出す。正良は素直にありがとうございますと受け取って、今度は自分の番とばかりにこたつの上の箱を晶へ差し出した。
    「ええと、これはバレンタインデーのチョコレートです」
    「ありがと……う?」
    受け取ろうと箱を掴んだのだが、正良が箱を掴んだ手を離してくれない。両側から箱を持つ形になった。どうしたのかといぶかしんでいると、
    「あの、これ、ドライフルーツが入っているチョコレートなんです」
    と言 602