izumik22 長くなりそうなものをちょこちょこアップする予定。お気軽にリアクション頂けると嬉しいです😊 ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 12
izumik22☆quiet followDONEおわり。最後の締めの部分です。ちょっとだけ出えちあるのでワンクッションで。2人ともに幸せな未来がありますように🙏好き勝手書いた話ですが、長々とお付き合い頂きありがとうございました!! Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow izumik22DONEおわり。最後の締めの部分です。ちょっとだけ出えちあるのでワンクッションで。2人ともに幸せな未来がありますように🙏好き勝手書いた話ですが、長々とお付き合い頂きありがとうございました!! 4894 izumik22SPUR MEつづき。ようやくここまできました😂女々める継続中です💦あと一回で終わる予定です。~〝恋人ごっこ〟する燐ひめ ⑪ 告げられたホテルは徒歩で辿り着ける範囲にあった。一昨日から滞在しているのだとか、言っていたかもしれない。もう三日も。こんなに近くにいた。 目の前に聳え立つドアの威圧感。意を決してインターホンを押し込むと、すぐに人の気配がして。ゆっくりと室内の灯りが見えた、と思った次の瞬間、伸びてきた手に攫われるようにして抱き寄せられていた。 バタン、と背後で重い音を立てて扉が閉まる。 手加減を知らないみたいに背中と腰にきつく回された腕が熱くて、身体の芯まで焼かれそう。顔は見えない。赤い髪の毛が視界の端で揺れる。匂いが、する。 「——っ離せ」 「来たら、もう離せねェって言った」 「そんな自分勝手なことばかり、どんな顔して言うのか見てやりたくなっただけです」 5806 izumik22SPUR MEつづき。ありがちな展開になってまいりました💦が、幸せになってほしい一心です。大人になったヒロくんに押され気味なめるめる。~〝恋人ごっこ〟する燐ひめ ⑩ よく似てきたな、と初めに思った。 アイドルという特殊な職業上、赤いくせ毛が跳ねるその髪型にそう大きな変化は無いのだけれど、頬の丸みが無くなったことや少しつり目がちの眼差しが知り合った頃のあいつを彷彿とさせる。 立ち上がった姿と視線の交わる角度、多分身長も伸びたのだろう。HiMERUの中では未だ〝快活な少年〟の印象が強い一彩は、ゆとりを感じさせるほどの空気を纏う青年になっていた。考えてみれば彼もとっくに成人年齢を越えているのだから、そうでなければ困るのだろうが。どこか畏まった場にでも参加していたのだろうか、身につけているスーツの着こなしにも違和感は無い。以前はそんな格好をすれば服に着られているように見えたものなのに。 6343 izumik22SPUR MEつづき。日常編その2。女々める…😅ニキくんは良いお兄さんなのです。茨は動かしやすくてついつい出しちゃう。少しずつ話が動いていきます。~〝恋人ごっこ〟する燐ひめ ⑨ 四方を客席に囲まれた広いセンターステージの上だった。アリーナもスタンドも全ての席で黄色のサイリウムが不規則に揺れている。所々混ざる赤や水色は所謂推しメンのアピールだろう。 黄色と黒を基調にしたユニット衣装を身に付けて、イヤモニから流れ出す聞き慣れたデビュー曲に合わせて声を飛ばす。指先で誘うようにファンを煽る。 ニキが両手を大きく振りながらステージ際を歩き回り、こはくが軽快にダンスのステップを刻む。 当然のように肩に乗ってくる腕と耳のすぐ側で聴こえる空間を貫くような声に、知らず口角が上がった。 ふと見上げた関係者席ではいっとう愛しい弟が〝HiMERU〟のウチワとペンライトを両手にブンブンと大きく手を振っていて、それを落ち着かせようと慌てるジュンとか、Edenとか、何やら談笑しているALKALOIDの姿が見えた。 6471 izumik22SPUR MEつづき。⚠️モブD×ひめるパート⚠️です。前半で出てきていたDとがっつり関わらせてしまった…笑。直接的な行為の描写はしていませんが、受が攻以外と絡むのが苦手な方はご注意下さい🙇♀️ずーっと読み飛ばして頂いて、一番最後の段落だけ目を通して頂くのでも次に話は繋がるので大丈夫だと思います。 5578 izumik22SPUR MEつづき。ここから後半です。前回の話から少し時間が経ち、燐音不在、クレビの他3人は個人活動をしています。要くんが元気です。(会話パートはありませんが、存在してます)大きな出来事の無い日常。ここからしばらく燐音くん出てきません🙇♀️💦~〝恋人ごっこ〟する燐ひめ ⑦ 仕事に追われる毎日の中で、時間はすり抜けるように過ぎていった。冬を越えて、春を越えて、夏を越えて。それを二周。気付けばあと数か月であれから丸二年、HiMERUは二十五歳になっていた。あくまでも公式プロフィール上である。 *** ガラガラと引き摺るキャリーケースは日本を飛び立った時に比べると随分重くなった。主に仲間たちや大切な家族へのお土産が増えたからだ。菓子箱は嵩張る。 「蒸し暑い……っ」 遠慮を知らない太陽はもうとっくに沈んだというのに、夜になってもなお汗ばむこの国の気候は好きになれない。十五時間に及ぶフライトを終えて帰国したHiMERUは、空港ロビーを足早に抜けながら小さく舌打ちをした。 連日最高気温を更新し続けていた真夏の日本を抜け出したのは一か月と少し前のこと。フィレンツェに活動拠点を置く瀬名泉の指名を受けて、ブランドのイメージモデルとしてヨーロッパでのショーに幾つか参加していた。相変わらずプロ意識の高すぎる瀬名はなんだかんだと口うるさく言いながらも仕事相手としてHiMERUを気に入っているらしく、同じステージに立つ機会も少なくない。HiMERUが個人活動を始めてからは特に。 4360