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◆ ゲニウスとの契約について
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『契約』 …… 隊員とゲニウスが協力関係を結ぶこと。

契約は一時的な協力関係のことをいう。
契約関係と言うことも。


『バディ』 …… 今後他の相手と組まず、唯一無二の協力関係になることを隊員とゲニウスの双方が合意した場合、成立する関係。

バディに至るまでの過程は様々ですが、お互いに強い想いを抱くことが殆どです。
その影響か、ゲニウスの能力に何らかのメリットが生じることがあります。
エネルギー消費量が抑えられたり、能力が強くなったり…。
そのため、積極的にゲニウスと心を通わせ、バディ相手を作ることを当社は推奨しています。


バディが成立した組の中にはパートナーだったり、相方だったり……互いの関係を好きに呼び合っている方々もいらっしゃいますが、日本メナス対策本部において正式な呼称は”バディ”です。

間違っても恋人関係とは違いますので、公私混同はしないように。
……しかしここだけの話、ゲニウスとそういう仲の隊員もいらっしゃるようです。

話を戻しますが、バディが成立した際、事務でバディ成立の手続きを行ってください。

バディにはその証として花の金装飾が贈られます。
好きな花を決めていただきますと、その花の金装飾を技術グループが作製します。
仏教の「蓮の台の半座を分かつ」という考えから、金装飾は半分に分けて双方に配られます。バッジやピアスにしてもらう方が多いようですが、装着の点で各々思うところがあるでしょうから、お好きなようにご要望をお伝えください。
技術グループが頑張って応えてくれると思います。


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◆ ゲニウスの力の原理
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このページの冒頭で書きました、ゲニウスとの契約の最大数。
率直に理由を申しますと、双方の生命に関わるからです。

メナスが人類を襲う理由、これまで事件が引き起こされていた原因。
それはメナスの生命の維持に『人間の生命力』が必要だからです。

メナスの人間の生命力を摂取する方法は様々で、肌と肌で触れるだけ良かったり、粘膜の接触が必要であったり、血液や肉等の人体から生成される部位が必要であったり……目を合わせるだけで良い者もいます。

メナスは力を使う度に、『自身の生命を維持するエネルギーを消費します』。

ゲニウスが人に力を授け、力を使わせる場合も同様です。
力を授けたとて、エネルギーの消費を行っているのはゲニウス。

力を授かった人間が力を使い続ければ、ゲニウスは弱っていきます。
単純に力の出力が弱まりますし、下手をすると戦闘中にゲニウスが消失……隊員も戦いの手段を失い戦死してしまいかねません。

そのため、日本メナス対策本部では、
『ゲニウスから力を授かり、その力を使用したら、力を使用した分、必ず使用者がその分のエネルギーをゲニウスに返却することを義務とする』という規約を設けています。

入社の際に署名と印鑑を押していただいた書類の中に記載していた規約ですから……勿論、ご存知ですよね？

『人の生命力は、しっかりと休養すれば完全に回復します』

なので出動した隊員の皆さんはなるべく、次の日お休みを取りしっかりと休養してください。

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管理ができるのであれば、複数のゲニウスと契約を結ぶことも可です。
同時に契約すると力を授かっている間、力を使っていなくてもゲニウスは力を授けている分エネルギーを微力ながら消費してしまっていますので、ご自身の生命力の管理にはお気を付けて、契約関係をご利用ください。

バディは唯一無二の存在なので複数組むことは不可能ですので、そのことだけはご留意ください。

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