Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    たると

    @tmmtrt

    なんでも読むしなんでも描く。雑食。
    猗窩座推し。
    スタンプ嬉しいです!ありがとうございます!
    原作リスペクト!憧れ!大好きです!

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💟 🐹 💗 🌟
    POIPOI 75

    たると

    ☆quiet follow

    ブ●ック企業に勤める杏寿郎と同棲してる猗窩座くんの現パロ
    4月3日ウェブイベント「うちのお隣はREN獄家」にて公開。
    先日公開した↓こちら↓の続きとなります。
    https://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=995057&TD=3913219

    猗窩座くんの誕生日に指輪を贈る話。
    ものすごく甘いですお砂糖にもほどがある。

    ##煉猗窩
    ##ブラ企パロ

    Tap to full screen (size:1075x1740).Repost is prohibited
    🙏❤😭🙏💒❤🙏💕😭💖💖💖💯💯💞💞💞💞😍😍😍💕💕💕💒💯💕❤❤💯💯💯💯💯💯💯💯💯💯💯💖💖💖💯😍💘💖😭💞💯💯😍😍💖💘❤💒☺💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    ほしいも

    DONE藍色の線と猗窩煉

    ■現代パロディ
    ■恋人で同棲

    タトゥースタジオに行く話しです。
    ファーストタトゥーは二の腕に入れた二本のラインだった。左右の腕に対象に入れた藍色の線がしっかりと定着し、痛々しく見える腫れが引くと、もうこのラインがない体を思い出せないくらいしっくりと馴染んだ。次は腹、胸、腕は二本の線から手首へ向かって縦に走るラインも追加した。
     新しいタトゥーを入れるきっかけは衝動のようなもので、ある時ふと素肌であることに違和感を覚えるというものが殆どだった。風呂上がり、鏡に写る自分の体に未だ入れてもいないラインが見えた気がする、そうするともう素肌のままでいるのが心許ないくらいの違和感があるのだ。

     体にある彫り物全てを任せているスタジオに足を運ぶ。雑居ビルの四階、初めて訪ねた時からずっとエレベーターは故障中のままだ。狭い階段を上る、二つの足音が反響する。
    「君、毎度こうやって体に傷を入れる為に階段を上っているのか。」
    「お前だってつまらない授業のために毎日階段を上っているんだろう?」
    「俺の授業は面白いと結構評判がいいんだぞ。」
     新しくタトゥーを入れようと思う、そう恋人に言うのは初めてだった。付き合い当初、衝動に任せてファーストタトゥーを入れる時も黙っていた。 2552