主シル♀のお話(主シルでも可)主シル♀のお話
主シルでも可(その際は彼女表記を彼に脳内変化とかでお願いします)
直接じゃないけどふんわりと◯◯シル♀もあります
降り注ぐ灼熱。縦横無尽に舞う砂塵。多種多様な魔物との交戦。
最悪と喩えても問題ない環境下において、勇者一行は色々と踏ん張りながら次の町を目指して歩みを進めていた。
先陣を切る勇者の一撃に継ぎ、青髪の青年が死角から追撃の一手をかける。
そんな彼らを手助けする魔法を唱え、ひたすら援護に徹する煌びやかな佳人。
猛攻を続ける赤い少女、そして彼女を守るかのように槍を手に魔物へ対峙する緑を基調とした少女。
五人の戦いは、女神像が鎮座する守護の地手前まで続いたらしい。余談だが、最後の魔物を倒す際に「二度と現れんなバーーーーカ!!!!」と言う罵声が砂漠中に響いたようだ。誰が叫んだのかとかそういうのは気にしてはいけない。
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