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DOODLE裏稼業Mr.兄弟と🟩と💊🟩の話。ブララグ風味です。
今回は特に特色が強いのでご注意を。
Mr.苦労人警察が来る前にと死体まみれのピザ屋から逃げ出し、自宅へ帰ってきた一行。返り血を落とす為にシャワーを浴びに行くシグマの横を通り、ドクタールイージは青い顔をするルイージをベッドへ寝かせてやる。
「…………ごめ、ドクター」
「大丈夫だよ。今はゆっくり休んでね」
申し訳無さそうに眉を下げるルイージ。その髪を優しく撫でてあげれば、彼はそっと目を閉じる。今日の事がトラウマにならなければいいがと思いつつドクタールイージは部屋を出た。
それから足を向けたリビングで、今朝のようにソファーに座りテーブルに足を乗せて煙草に火を付けているエルと目が合う。どうやらそこが彼の定位置の様だった。
「銀幕が実家のスーパースター様でも、苦手なもんはあるんだなぁ」
10144「…………ごめ、ドクター」
「大丈夫だよ。今はゆっくり休んでね」
申し訳無さそうに眉を下げるルイージ。その髪を優しく撫でてあげれば、彼はそっと目を閉じる。今日の事がトラウマにならなければいいがと思いつつドクタールイージは部屋を出た。
それから足を向けたリビングで、今朝のようにソファーに座りテーブルに足を乗せて煙草に火を付けているエルと目が合う。どうやらそこが彼の定位置の様だった。
「銀幕が実家のスーパースター様でも、苦手なもんはあるんだなぁ」
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DOODLE裏稼業Mr.兄弟と🟩と💊🟩の話。ブララグ風味。
今回グロ要素ありです。
日常(非)「かけなよ。酒を注いでやっから」
そう言ってエルと名乗った男はその場を離れてキッチンへ向い、酒瓶とグラスを四つ取り出して準備を始める。その言葉に従って恐る恐ると対面のソファーへ二人並んで座れば、シグマがローテーブルへ食べかけのチーズを出してきた。そのままエルの手伝いへ向かうシグマを目で追って、視界に入ったソファーの上に鎮座するものに二人は身を震わせた。
エルが座っていた場所のすぐ隣に、まるでクッションの代わりかの様に一丁の自動式拳銃が無造作に置かれていたのだ。
「はい」
「ど、どうも」
シグマが渡してきたグラスを受け取り、両手で握り込むルイージ。明らかに怯えている彼を心配するドクタールイージ。そんな二人の様子に構うこと無く、シグマはエルの隣へ座る。キッチンから戻ってきたエルも再び同じ場所へ座り、ツマミが置いてあるにも関わらずローテーブルにどさりと両足を乗せた。
5625そう言ってエルと名乗った男はその場を離れてキッチンへ向い、酒瓶とグラスを四つ取り出して準備を始める。その言葉に従って恐る恐ると対面のソファーへ二人並んで座れば、シグマがローテーブルへ食べかけのチーズを出してきた。そのままエルの手伝いへ向かうシグマを目で追って、視界に入ったソファーの上に鎮座するものに二人は身を震わせた。
エルが座っていた場所のすぐ隣に、まるでクッションの代わりかの様に一丁の自動式拳銃が無造作に置かれていたのだ。
「はい」
「ど、どうも」
シグマが渡してきたグラスを受け取り、両手で握り込むルイージ。明らかに怯えている彼を心配するドクタールイージ。そんな二人の様子に構うこと無く、シグマはエルの隣へ座る。キッチンから戻ってきたエルも再び同じ場所へ座り、ツマミが置いてあるにも関わらずローテーブルにどさりと両足を乗せた。
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DOODLE裏稼業Mr.兄弟と🟩と💊🟩の話。ブララグ風味です。
まだ腐要素グロ要素はないけど後半はてんこ盛りになるのでタグ付けしておきます。
地獄へようこそ世界には二種類の人間がいる。
光の中で輝かしい未来を抱き歩める者。
闇の中で閉ざされた未来を憎み彷徨う者。
半端者などいない。光の導きに恵まれた時点で、闇を覗き込んだ時点で、どちらかに区分されるのだ。
だから両者の人間は互いが互いに染まる事を恐れて接点を持とうとしない。
もし、それが破られた時は。
混沌の禍が数多の命を喰い殺すだろう。
「はぁっ、はぁっ!」
「ルーくん!こっちだ!」
「っうん!」
深夜の住宅街を二人の男が駆け抜けていく。一人は白手袋と緑の服と青いオーバーオール、もう一人は白手袋とワイシャツに緑のネクタイと白衣を身に着けていた。二人は息を切らして疾走しながら、多数の怒声を聞きつけて慌てて廃墟ビルの一部屋へ隠れる。すればそこへを足音を踏み鳴らしながら数人の輩達がやってきた。
3565光の中で輝かしい未来を抱き歩める者。
闇の中で閉ざされた未来を憎み彷徨う者。
半端者などいない。光の導きに恵まれた時点で、闇を覗き込んだ時点で、どちらかに区分されるのだ。
だから両者の人間は互いが互いに染まる事を恐れて接点を持とうとしない。
もし、それが破られた時は。
混沌の禍が数多の命を喰い殺すだろう。
「はぁっ、はぁっ!」
「ルーくん!こっちだ!」
「っうん!」
深夜の住宅街を二人の男が駆け抜けていく。一人は白手袋と緑の服と青いオーバーオール、もう一人は白手袋とワイシャツに緑のネクタイと白衣を身に着けていた。二人は息を切らして疾走しながら、多数の怒声を聞きつけて慌てて廃墟ビルの一部屋へ隠れる。すればそこへを足音を踏み鳴らしながら数人の輩達がやってきた。
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DOODLEMr.Σ×Mr.Lの🟥🟩。拙宅のシグマは片言よりで、エルは短気なヤンキーです。
【キスをしないと出られない部屋】白い天井、白い床、白い壁、そして白い扉。それ以外に何も無い摩訶不思議な部屋に閉じ込められ、Mr.Σは地に足を投げ出してぼんやりと壁に寄りかかっていた。真っ白な部屋の中で自身の黒い衣装と赤いスカーフだけが色彩を放つ世界は何とも異彩で、シグマはそれを自身の心が受け入れられるまでじっと体を落ち着かせている。だから白い扉に靴裏を何度も何度も押し付けているもう一つの黒と緑のスカーフの事は暫く放置していた。
「クソがッ!!!いい加減開けよクソ扉ッ!!!」
罵声と共に振り上げた脚を扉に叩き付ける。派手な音が鳴り響くが、扉が開く気配も破られる気配も全くなかった。その事にMr.Lは更なる怒りを育て上げ、追加の蹴りを扉へ叩き込んでいく。
4698「クソがッ!!!いい加減開けよクソ扉ッ!!!」
罵声と共に振り上げた脚を扉に叩き付ける。派手な音が鳴り響くが、扉が開く気配も破られる気配も全くなかった。その事にMr.Lは更なる怒りを育て上げ、追加の蹴りを扉へ叩き込んでいく。