amenohinooniwa
DONEぽれをさんのアリスパロのイラストを拝見して、あまりの興奮に勢いで書いてしまった島テルです。が、アリスの世界とは似ても似つかぬものになってしまいました……なんでも許せる方のみどうぞ💦キスしかしてないです。
アリスパロみたいなもの設定など(ただの思いつきです、体格差、年齢差は公式と同じような感じでイメージして頂ければ…)
アリスの登場人物の擬人化っぽいですが、中身は全然違います!!
イモムシ(島崎)
いろいろな生き物が暮らしている森の中で、仲間のいない珍しい生物。一人でぷかぷか煙をふかしているだけで、他の種族と交流することもめったにない。盲目であるというが、特に困っている様子はない。何を考えているのかよくわからない。
(チェシャ?)猫(テルキ)
生まれてから日が浅く、好奇心のかたまり。自分の体を消したり元に戻したりする力があるが、まだ不完全。興味を持ったものには猪突猛進タイプ。あまり警戒心がない。異質な存在である島崎のことが気になっている。
2349アリスの登場人物の擬人化っぽいですが、中身は全然違います!!
イモムシ(島崎)
いろいろな生き物が暮らしている森の中で、仲間のいない珍しい生物。一人でぷかぷか煙をふかしているだけで、他の種族と交流することもめったにない。盲目であるというが、特に困っている様子はない。何を考えているのかよくわからない。
(チェシャ?)猫(テルキ)
生まれてから日が浅く、好奇心のかたまり。自分の体を消したり元に戻したりする力があるが、まだ不完全。興味を持ったものには猪突猛進タイプ。あまり警戒心がない。異質な存在である島崎のことが気になっている。
amenohinooniwa
DONE島崎4X歳、テルキ2X歳の島テルです。結婚の話です。二人が性的関係を持っている描写があります。
結婚朝、一緒に起きて、コーヒーを淹れて、朝ごはんを食べる。
七時二十分になると僕は出勤して、相手は家でのんびりくつろいでいる。
休みの日は掃除と洗濯をして二人で買い物に出かける。
昼ごはんはその日の気分によってパスタやラーメンを作り、たまには牛丼をテイクアウトしたりする。
共通の趣味は特にないので、午後はだらだらと暇を持て余して、好きな音楽を聴きながら一緒に過ごす。
僕が夕食の支度を始めると、相手は洗濯物を取り込む。
出来上がったごはんを食べて、順番に風呂に入り、スマホをチェックしてから寝る。
それがこの一か月間の僕らのルーティンだった。
「まるで結婚生活みたいですね。」
島崎が不意にそんなことを口にした。
眠るための部屋で、僕たちはベッドを背にして隣に座っていた。
2618七時二十分になると僕は出勤して、相手は家でのんびりくつろいでいる。
休みの日は掃除と洗濯をして二人で買い物に出かける。
昼ごはんはその日の気分によってパスタやラーメンを作り、たまには牛丼をテイクアウトしたりする。
共通の趣味は特にないので、午後はだらだらと暇を持て余して、好きな音楽を聴きながら一緒に過ごす。
僕が夕食の支度を始めると、相手は洗濯物を取り込む。
出来上がったごはんを食べて、順番に風呂に入り、スマホをチェックしてから寝る。
それがこの一か月間の僕らのルーティンだった。
「まるで結婚生活みたいですね。」
島崎が不意にそんなことを口にした。
眠るための部屋で、僕たちはベッドを背にして隣に座っていた。
amenohinooniwa
PROGRESS島テル「自由研究」という話の進捗です。僕たちはそれに抗えない。
自由研究「ここなら、道徳も倫理も問われない。」
「誰にも言えないことをしませんか?」
男の言葉に、すぐには返事ができなかった。ただ、数ヶ月前の出来事がゆっくりと脳裏に再生されていく。
アパートに戻って来て、部屋の前で鞄のポケットから鍵を取り出そうとしたときだった。
島崎が輝気の肩を掴み、荒々しいしぐさで無理やりに振り向かせた。意表を突かれた輝気が抵抗するより先に、胸倉を掴まれるような体勢で男の体と扉の隙間に閉じ込められた。
言葉を発しようと息を吸い込む間に男の親指が輝気の歯列に割り込んだ。ぐいと上を向かされ、そのまま乱暴に唇をこじ開けられる。そこから男の舌が入り込んできた。
口の中を舐め回されて、初めて知る感覚に輝気は目を見開いた。
2451「誰にも言えないことをしませんか?」
男の言葉に、すぐには返事ができなかった。ただ、数ヶ月前の出来事がゆっくりと脳裏に再生されていく。
アパートに戻って来て、部屋の前で鞄のポケットから鍵を取り出そうとしたときだった。
島崎が輝気の肩を掴み、荒々しいしぐさで無理やりに振り向かせた。意表を突かれた輝気が抵抗するより先に、胸倉を掴まれるような体勢で男の体と扉の隙間に閉じ込められた。
言葉を発しようと息を吸い込む間に男の親指が輝気の歯列に割り込んだ。ぐいと上を向かされ、そのまま乱暴に唇をこじ開けられる。そこから男の舌が入り込んできた。
口の中を舐め回されて、初めて知る感覚に輝気は目を見開いた。
amenohinooniwa
PROGRESS「自由研究」という島テル小説の冒頭部分です。ぷらいべったーに乗せたのと同じ自由研究 自由研究
向日葵のカーテンの掛かった部屋。
あの夏、八月の第四土曜日から数えて一週間の間。
僕と島崎はそこに閉じ込められていた。
島崎とは腐れ縁と言おうか、ある事件をきっかけに距離が近づいた。
神出鬼没の男だ。僕と同様に超能力者で、相手の動きを先読みする能力と、瞬間移動、即ちテレポートの能力の二つを有している。
長らく顔を合わせれば拳を交わす間柄だったのだけど、これもある事件をきっかけに、一時休戦協定を結ぶことになり、それ以降、微妙な距離感で付き合いが続いている。
出会って一年目、つまり僕が中学三年生の夏、奴がある提案をしてきたことをきっかけに、僕は身動きのとれない汚泥の中に自ら足を踏み入れることになってしまう。
1508向日葵のカーテンの掛かった部屋。
あの夏、八月の第四土曜日から数えて一週間の間。
僕と島崎はそこに閉じ込められていた。
島崎とは腐れ縁と言おうか、ある事件をきっかけに距離が近づいた。
神出鬼没の男だ。僕と同様に超能力者で、相手の動きを先読みする能力と、瞬間移動、即ちテレポートの能力の二つを有している。
長らく顔を合わせれば拳を交わす間柄だったのだけど、これもある事件をきっかけに、一時休戦協定を結ぶことになり、それ以降、微妙な距離感で付き合いが続いている。
出会って一年目、つまり僕が中学三年生の夏、奴がある提案をしてきたことをきっかけに、僕は身動きのとれない汚泥の中に自ら足を踏み入れることになってしまう。