Hoopono41030595
DOODLEリクエストありがとうございました。リクが「ネコと遊ぶ江」でしたのでうちの子猫くわぶぜたちの日常を書いてみました。
ネコって瞬きに襲ってくるんです。本当です。
#江楽宴
【子猫くわぶぜ】僕の膝日曜日の午後は僕たちにとって幸せな時間だ。
僕の学校も、豊前のバイトも休みで、ただひたすらにネコたちと遊ぶ。
新しいおもちゃを上げてみたり、ふたりでキャットタワーを組み立てたり、それは最近になって始めたふたりのと二匹の楽しいひと時だった。
今日もそんな午後を過ごしている。
「なあ、桑名見てみろよ。オムは猫じゃらしよりこっちのネズミの玩具が好きみたいだぜ」
飼い猫のおむすび(通称オム)とおみおつけ(通称ミオ)は豊前の降る猫じゃらしやらネズミの玩具に夢中だ。
特にオス猫のオムは活発で、豊前の投げるネズミの玩具を咥えては戻ってきて「もう一度投げろ」と言わんばかりに豊前の目の前に置く。
僕はその様子を動画で撮影してはネットに投稿するのが最近の日課になっている。
1850僕の学校も、豊前のバイトも休みで、ただひたすらにネコたちと遊ぶ。
新しいおもちゃを上げてみたり、ふたりでキャットタワーを組み立てたり、それは最近になって始めたふたりのと二匹の楽しいひと時だった。
今日もそんな午後を過ごしている。
「なあ、桑名見てみろよ。オムは猫じゃらしよりこっちのネズミの玩具が好きみたいだぜ」
飼い猫のおむすび(通称オム)とおみおつけ(通称ミオ)は豊前の降る猫じゃらしやらネズミの玩具に夢中だ。
特にオス猫のオムは活発で、豊前の投げるネズミの玩具を咥えては戻ってきて「もう一度投げろ」と言わんばかりに豊前の目の前に置く。
僕はその様子を動画で撮影してはネットに投稿するのが最近の日課になっている。
Hoopono41030595
DONEリクエストありがとうございました。『風の行く先』のメディック桑名と戦闘機パイロット豊前の日常風景です。
早朝の海岸は気持ちいいだろうなぁ。
#江楽宴
【くわぶぜ】風の朝【リクエストSS】はっはっはっはっ。
自分の軽快な呼吸音が、耳の奥へと響いてくる。
聞こえるのは自分の規則正しい呼吸と、穏やかなさざ波、それからわずかな海鳴りだけだ。
春の兆しの見え始めた日本海は穏やかで、早朝のうっすらとあけかけた朝日を受けてゆらゆらと揺らめいていた。
そんな海岸を俺は軽快に砂を蹴って走っていく。スピードは速くなく(桑名に言わせればバカ速いらしい)、春に向かって進みゆく周囲の景色を楽しみながらの早朝ランニングだ。
2kmほど続く長い海岸を2往復すれば約8km、休日の朝のモーニングルーティンにはうってつけと言えるだろう。
とはいえ、桑名には朝からこのコースはきついらしい。今日も一緒に走り出したものの「もう君にはついて行かれない!!」とか、別れ間際の女子のような捨て台詞を吐いて、1kmほど一緒に走っただけでスタート地点にしている海水浴場へと戻っていってしまった。
2070自分の軽快な呼吸音が、耳の奥へと響いてくる。
聞こえるのは自分の規則正しい呼吸と、穏やかなさざ波、それからわずかな海鳴りだけだ。
春の兆しの見え始めた日本海は穏やかで、早朝のうっすらとあけかけた朝日を受けてゆらゆらと揺らめいていた。
そんな海岸を俺は軽快に砂を蹴って走っていく。スピードは速くなく(桑名に言わせればバカ速いらしい)、春に向かって進みゆく周囲の景色を楽しみながらの早朝ランニングだ。
2kmほど続く長い海岸を2往復すれば約8km、休日の朝のモーニングルーティンにはうってつけと言えるだろう。
とはいえ、桑名には朝からこのコースはきついらしい。今日も一緒に走り出したものの「もう君にはついて行かれない!!」とか、別れ間際の女子のような捨て台詞を吐いて、1kmほど一緒に走っただけでスタート地点にしている海水浴場へと戻っていってしまった。
Hoopono41030595
DONEエアSSその2。お題は「ゴムを買いに行くヘタレクワナ君」。ホントにヘタレですんでご注意。
くらげ(@ao_krg)さんリクエストありがとうございました。
#江楽宴僕は今、ものすごく悩んでいた。
激安と名高い、大型のディスカウントショップ。その売り場の一角で立ち尽くしてもう30分にはなるだろうか。
「ゴムって……こんなに種類あるん……?」
目の前に壁のように並べられた各種コンドームに僕は圧倒されていた。
僕が豊前と体を重ねるようになって、数か月。
ゴムやら、ローションやらを準備してくれるのはいつも豊前だった。
僕も、それには何の疑問もなかったんだけど……。
「あ、今日、ゴムもローションもねーわ。」
夜も更け。
さてやるか、という段階になって豊前がそう言いだしたのだ。
僕はすっかりやる気満々でいたんだけれども、その一言で豊前は「今日はナシだ。」と言い始めた。
そんな!そんなのひどい!!
僕は抗議の声を上げるが、豊前が否というのだから交渉は成立しない。
それでもあきらめられない僕は……まあ、口でしてもらったわけだけれども……。
っていうことは、豊前に用意してもらわなくてもゴムとかローションとかが常備されていれば、いいんだよね。
そう思い立った僕は生まれて初めて、そういったたぐいのモノを買いに来て、今、そこに立ち尽くしているのだった。
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Hoopono41030595
DONEエアスケブじゃなくエアSSで頂いたお題「お酒を飲むウリブゼン君」です。いちゃいちゃじゃなくてごめんなさい。
める(@mxexrxu)さんリクエストありがとうございました。
#江楽宴俺は酒が飲めない。
世の中には酒が強いやら弱いやらという体質による違いもあるが、俺のはそれとは根本的に違うようだ。アルコールアレルギーとかそんなかんじだろう。
アルコールを口から少しでも摂取すれば頭痛、嘔吐、呼吸器官に影響が出ることもある。アルコール消毒だって危険だ。不意に消毒液を手に吹き付けられて、真っ赤に腫れ上がったこともある。
とにかく、酒はダメなのだ。
こういう夜の仕事をしていて、これは結構なイメージダウンだ。必ず酒の席につき合わせる客もいるし、無理やり飲ませようとするヤツもいる。
まあ、それで一度救急車で運ばれてからは、俺も断固として拒否するようになったのだが……。
そして、ここにもひとり。その事情を知らないやつが。
「ねえ、豊前。本当にお酒飲めないの?」
桑名が、日本酒を片手に首をかしげている。
「ああ、飲んだら死ぬぞ。」
俺はにこやかに返すが決して比喩ではない。
しかし、桑名はその返答に長い前髪の下で眉根を寄せた。
どうやら、大学の友人から希少な日本酒を貰ったらしい。
「豊前と一緒に飲みたかったのになぁ……。」
「いーじゃねーか。飲めば。コーラで付き合ってやるよ。 1731