KOKIA
SPOILER#2記憶(4〜6)ガシャン
「あぁーやべっまちがえたっ!」
「おい、秋山もう諦めろって」
「何ですかそれ!俺だってちゃんと出来るんですよ」
「そう言ってもう2時間たってるぞ、出来たのはこれだけだろ」
桐生はまな板の上の千切りとは言えない程太いキャベツを指さした
「う...」
「そもそもお前が料理するなんてどーゆー風の吹き回しなんだ」
「それは、その...」
「ん?」
「ハナちゃんが今ハマってるドラマを、見させられて...」
「?ドラマ?」
▫︎▫︎▫︎▫︎
「社長!見て下さいこれー!」
「なに?どしたの?」
そう言って見せてきたスマホの画面には華奢な男子が2人寄り添っていた
「今ハマってる推しカプなんです!あーほんと、尊い!」
「とお、、?よく分かんないけどアレ?女の子の好きなBLってやつ?」
5106「あぁーやべっまちがえたっ!」
「おい、秋山もう諦めろって」
「何ですかそれ!俺だってちゃんと出来るんですよ」
「そう言ってもう2時間たってるぞ、出来たのはこれだけだろ」
桐生はまな板の上の千切りとは言えない程太いキャベツを指さした
「う...」
「そもそもお前が料理するなんてどーゆー風の吹き回しなんだ」
「それは、その...」
「ん?」
「ハナちゃんが今ハマってるドラマを、見させられて...」
「?ドラマ?」
▫︎▫︎▫︎▫︎
「社長!見て下さいこれー!」
「なに?どしたの?」
そう言って見せてきたスマホの画面には華奢な男子が2人寄り添っていた
「今ハマってる推しカプなんです!あーほんと、尊い!」
「とお、、?よく分かんないけどアレ?女の子の好きなBLってやつ?」
KOKIA
SPOILER秋桐シリーズものです。時間軸は、タイトルの横に記載します
#1悪夢(6〜7)「ま、待って!!!」
秋山はベッドから飛び起きた自分に、ため息をつき頭を抱えた。もう幾度となく同じ悪夢を見続けている
【桐生一馬が死んだ】
ある日突然告げられたその言葉に秋山は後ろから鈍器で頭を殴られた様な衝撃を受けた
しかしすぐに思い立った
あの桐生が死ぬ訳がない、何かきっとのっぴきならない事情があってそういうことになっているんだ
だが、桐生の命が尽きた現場に居合わせた人間がいたとか、名のある医師の死亡診断書だとかそんな程度で桐生に近い人間がみなその死を信じ受け入れている様だった。
堂島大吾、冴島大河、そしてあの真島までもが桐生の死を受け入れていた
そう見せているだけで皆何かを隠している。そう思って暫く3人の動向を調べていた
1930秋山はベッドから飛び起きた自分に、ため息をつき頭を抱えた。もう幾度となく同じ悪夢を見続けている
【桐生一馬が死んだ】
ある日突然告げられたその言葉に秋山は後ろから鈍器で頭を殴られた様な衝撃を受けた
しかしすぐに思い立った
あの桐生が死ぬ訳がない、何かきっとのっぴきならない事情があってそういうことになっているんだ
だが、桐生の命が尽きた現場に居合わせた人間がいたとか、名のある医師の死亡診断書だとかそんな程度で桐生に近い人間がみなその死を信じ受け入れている様だった。
堂島大吾、冴島大河、そしてあの真島までもが桐生の死を受け入れていた
そう見せているだけで皆何かを隠している。そう思って暫く3人の動向を調べていた
Karen_gotoku
DONE秋→→→→→桐結構前にツイートした名前呼ぶやつを少し改変しました。短いのでお試しがてらポイピクに投稿。
時間軸は気にしない人向け。
なまえ「桐生さんって実際俺の事どう思ってます?」
突然隣で酒を呑んでいる秋山に言われてぽかん、とした表情をする。暫く悩んだ後口を開いた。
「良いやつ、だな」
「良いやつですか…。まぁ、悪く見られてないなら良かったかなぁ」
項垂れるように秋山はテーブルに突っ伏した。秋山の望んでいた回答では無いようで困ったような悲しそうな顔をしている。だが何故こんな質問をしたのか気になった桐生は秋山に問うた。
「だって年下の人たちは皆名前で呼んでるじゃないですか〜…。俺は年下に見られてないのかなって」
思い返せば東城会の6代目である大吾やかつて闘った龍司も年下で桐生自身も名前で呼んでいる。だがそこの何が不満なのだろうか。ますます秋山の心の内が分からず眉間に皺を寄せる。
914突然隣で酒を呑んでいる秋山に言われてぽかん、とした表情をする。暫く悩んだ後口を開いた。
「良いやつ、だな」
「良いやつですか…。まぁ、悪く見られてないなら良かったかなぁ」
項垂れるように秋山はテーブルに突っ伏した。秋山の望んでいた回答では無いようで困ったような悲しそうな顔をしている。だが何故こんな質問をしたのか気になった桐生は秋山に問うた。
「だって年下の人たちは皆名前で呼んでるじゃないですか〜…。俺は年下に見られてないのかなって」
思い返せば東城会の6代目である大吾やかつて闘った龍司も年下で桐生自身も名前で呼んでいる。だがそこの何が不満なのだろうか。ますます秋山の心の内が分からず眉間に皺を寄せる。