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    POI10130365

    なんとかかんとか 雑多
    全てにおいて適当なのでミスとかあっても
    なんか広い心で見てください

    色々
    https://lit.link/nannullpoint

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    POIPOI 31

    POI10130365

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    浩×賢 慶もいる
    きぐるみ着せたかっただけのゆるいやつ
    spn未読の方は最後の1枚(緑背景のやつ)閲覧注意かも(色んな方が話してるので今更ですが)
    自分で選んだくせに◯◯着ぐるみの浩にモヤる賢(👑陥落前/なんか未来にある浩の◯◯イベントをたまたまぼんやりと感じ取ってしまったって脳内設定)(ほんとにぼんやりなので具体的に起きることはわかってない)

    ##浩賢

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    recommended works

    らんじゅ

    DOODLE朝活
    カーテンの中でイチャイチャする🌲🌸の小話
    カーテンの裏の逢瀬杉下京太郎は、よく眠る。教室に居るときはほぼ確実に机に突っ伏して眠っていると言えよう。寝る子は育つを地で行くこの男は、そのくらいよく眠る。
    それが最近、眠らずにぼうっと外を見ていることがある。開け放たれた窓の落下防止のポールに肘を掛けて、舞い上がる夜をそのままに波打つカーテンの中で静かにどこかを見ていることがある。
    杉下がそうして外を見ていると、桜がどこからともなくやってきて、その腕に収まるのだ。そこに会話も何も必要なく、そこに在るべきパズルのピースのように。あるいは地面に描いた円に猫が吸い込まれていくように。
    そうしてしばらく抱き合っていると、どちらからともなく視線を絡ませ合い、ただそこにある唇を確認するかのようにゆっくりと口を合わせ始める。触れる唇を相手の唇で押し付けて、カーテンの中の穏やかな時間が通常の倍以上の時間を掛けて流れていく。やわやわと唇を喰み、杉下の高い体温の指で人より少しだけ低い体温の桜の肌を辿ると、桜は小さくン、と声を上げる。それはとてつもなく色気を含み、その吐息だけで健全な男子高校生なら反応をしてしまうほどだった。杉下も例に漏れず、怠そうに肘を掛けていた腕を持ち上げ桜の頭にその大きな手のひらをそっと添えると、触れ合わせるだけだった桜の唇にゆっくりと舌を差し込む。桜もそれを拒まずに、受け止めながらゆったりと腰を杉下の脚に押し付けた。穏やかなカーテン裏の日向の逢瀬に、欲が混ざる。じゅる、と小さく水音を立てて段々と深くなる口付けは、息が上がってしまわぬ内にどちらからともなく離れていく。桜がほんのりと頬を染めながらほう、と息をつくと、杉下はその耳元でそっと囁く。
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