早朝仕事の日に限り🎲が現れない。
連絡も取れないため仕方なしに南雲のマンションへ向かった。
訳あって持っているマンションの鍵で部屋に入ると、カーテンを閉め切った広い部屋の中で僅かに寝息が聞こえてくる。丸まって眠る🎲と電源を切り放置されたスマホと閉め切った遮光カーテン。こんなん起きる気ないやん……とボヤきながら、無駄に広い部屋の無駄に大きい窓へ向かう。ちょうどいい日差しが出てきた頃だ、ひとおもいに開けてやろう、とカーテンに手を伸ばすと後ろからくぐもった声。振り向くと固く目を瞑った南雲が居る。
その姿を見て、ある日の会話を思い出した。
あれは、ふと零してしまった自分らしからぬ問だった。
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