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    hana

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    hana

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    妖狐壬氏って聞いて出たイメージ

    まだまだ題字の欠片もないけど(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)
    雰囲気だけ。
    妖狐壬氏のモノローグ兼プロローグ。
    頭の中起こしただけなので、色々とまちがいだらけ(^_^;)

    文中の男→壬氏
    少女→猫猫
    少女の側にいた妖狐→羅半、羅半兄、(あと一匹誰?)


    出来たてのイメージで、細かくは詰めてないけど、
    イメージしたのは壬猫の恋バナかな。

    妖狐壬氏と雪女猫猫の話そこは天空にあるヒトの入れない、隠された空間。
    どこまでも広がる若草色の草原。
    空は高く蒼くどこまでも続く。


    ヒトの侵入を阻むように断崖絶壁の高地であるこの地に。
    世を全てを創造したとされる天御門あまのみかどが今も住むとされる、聖域である。
    聖域に入れるのは天御門に仕える、神獣と、天の御門の認めた限られたの妖のみ。


    数としては多いとされる狐の妖。
    繁栄を誇る妖狐の妖の一族。
    それが男がこの場所に出入りすることが出来る所以である。


    だが、男には他の狐の妖にはないものがある。
    男には尾が九つある。
    他の妖狐には尾は一つしかない。
    ただ一つ、妖狐の当主という例外を除いては。
    世代交代の時に生まれるとされる稀有なその姿を拝めるのは、世代交代を控えているという前触れ。
    自分と同じ九つの尾を持つ祖父が当主としておさめる茘の国。
    二つとない御姿の自分は、いずれ、その祖父の地位を継がねばならない。


    小さな子供から、妙齢の高齢者まで、男が化ける姿は様々ではあるが。


    今の姿は、九つの尾を持つ狐の姿。
    これが、男の本来の姿である。
    ヒトの世に降りる時は、人の形になる。
    ヒトがいない今は他者の視線を気にすることもなく、本来のなりを取る。


    暇になり、男は外に出てきた。
    やって来た野原には先客がいた。
    三匹の妖狐と一人の色白肌の少女がいた。
    少女は、色白の肌に漆黒の髪を持ち、くるんとした黒曜石のような瞳、整った顔立ち。
    茘では見ない、男と同じ襟合わせに着る少女の淡い緑の花柄の衣。
    その衣に合わせるように、濃い紫の太めの帯。帯の背中側には帯を花のように模して整形し、綺麗にまとめてあった。
    少女は花を摘み、妖狐と話している。
    一匹の狐には、綺麗な顔を思いっきりしかめ睨みつけたかと思えば。
    花を運んできた狐には、笑いかけたりともする。
    男はただ、くるくると変わる表情を、気がつけば遠目に追っていた。


    少女もここにいれるというのは、妖の一族の証。
    時折、ヒトの姿になる狐達。
    やはり、兄妹だろうかと思う。
    ただ、少女のみが終始ヒトの姿のままであった。


    天御門に従える妖、ヒトの姿ではない姿でいる者が多い中で、ヒトの姿の少女は目立つ。


    時折笑い、怒る少女に男は目が離せないでいた。







    メモ書き_φ(・_・
    ※天御門と書いているが偉い神のイメージなだけで残してる。話のイメージにあった神様の名前を後でちゃんとしらべて書くこと!





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