妄想テメソロラジオ 毎週土曜23:30~※番組テーマソング
「皆さんこんばんは。現役異端審問官と掃除屋がお送りするテメソロラジオの時間です。司会は私、テメノス・ミストラルと」
「ソローネ・アングイスです」
「この番組は皆さんの周りに潜む異端、犯罪者について、二人で語りながら時々ちょっとためになる話をするかもしれない番組です」
「番組への投稿・コメントはTwit...じゃなかったXで、ハッシュタグ"テメソロラジオ"をつけて呟いてください。…何この名前」
「公式アカウントの凍結が怖いのでその話題には一切触れないでくださいね。それでは最初のコーナー『これって異端?』のコーナーです」
※ジングル
※コーナータイトルコール『これって、いたん~?』byオーシュット
「早速お便りにまいりましょう。ラジオネーム・シチュー大好きさんから。
『テメノスさん、ソローネさん、こんばんは』こんばんは。『私は親友の行いが異端ではないかと疑っています』ほほう…。『親友とよく一緒に昼食を食べるのですが、親友は苦手な野菜が多く、しょっちゅう私の皿に人参やブロッコリーを入れてきます』」
「仲良いじゃん」
「『私は特に好き嫌いがないので食べてあげるのは構わないのですが、昔は一言断ってから入れてきたのに最近は無言で野菜を寄越してくるようになりました。先日に至っては、かわりに肉もらうよと言って私の大好きなシチューから肉を盗っていきました。仮にも聖火の信徒なのに、強奪などあるまじき行為ではないでしょうか?テメノスさん、どう思われますか?』…ふーむ…」
「どう?」
「これは異端ではありませんねぇ。子供の喧嘩です」
「だね。いくつなんだろ」
「年齢は書いてませんね。…えー、シチュー大好きさん、残念ですがご親友の行いは異端と呼べる程度のものではありません。
あなたはお相手の行いを許せないようですが、それでもお相手のことを親友と書いていらっしゃる。まずはこのお便りに書いていただいた内容を、親友の方に直接ぶつけられてはいかがでしょうか。苦手な野菜を食べてあげるのは構わないが一言欲しい、あとシチューには手を出すなと。あなたが親友と認めている方であれば、真摯に受け止めて反省してくださるのではないかと思います。
親友と呼ぶからにはそれなりに長い付き合いがあるのではないかと推察します。長い付き合いに無遠慮なところが発生してしまうのは、人としてままあることです。親友の方の行いも、あなたに気を許しているからこそなのかもしれません。
とはいえ親しき中にも礼儀ありです。一度話し合っていただければと思います」
「真面目」
「私もソローネ君によくお酒を盗られており、その度に注意していますが、一向に反省する様子がありません」
「盗られるほうが悪い」
「……。次のお便りです。」
※以降ネタ切れにて終了