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    かなえ

    @kanae_otaaca

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    かなえ

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    テメノスって審問や紙芝居で鍛えたトーク力ありそうだからラジオパーソナリティいけるよね。
    ソローネちゃんは深夜帯のゆるいノリと合いそうだけどトークはそこまで得意ではなさそうだよね。
    →そうだ!テメソロラジオだ!

    ということで書いた妄想です。特別出演:シチュー大好きさん

    妄想テメソロラジオ 毎週土曜23:30~※番組テーマソング

    「皆さんこんばんは。現役異端審問官と掃除屋がお送りするテメソロラジオの時間です。司会は私、テメノス・ミストラルと」
    「ソローネ・アングイスです」
    「この番組は皆さんの周りに潜む異端、犯罪者について、二人で語りながら時々ちょっとためになる話をするかもしれない番組です」
    「番組への投稿・コメントはTwit...じゃなかったXで、ハッシュタグ"テメソロラジオ"をつけて呟いてください。…何この名前」
    「公式アカウントの凍結が怖いのでその話題には一切触れないでくださいね。それでは最初のコーナー『これって異端?』のコーナーです」

    ※ジングル
    ※コーナータイトルコール『これって、いたん~?』byオーシュット

    「早速お便りにまいりましょう。ラジオネーム・シチュー大好きさんから。
     『テメノスさん、ソローネさん、こんばんは』こんばんは。『私は親友の行いが異端ではないかと疑っています』ほほう…。『親友とよく一緒に昼食を食べるのですが、親友は苦手な野菜が多く、しょっちゅう私の皿に人参やブロッコリーを入れてきます』」
    「仲良いじゃん」
    「『私は特に好き嫌いがないので食べてあげるのは構わないのですが、昔は一言断ってから入れてきたのに最近は無言で野菜を寄越してくるようになりました。先日に至っては、かわりに肉もらうよと言って私の大好きなシチューから肉を盗っていきました。仮にも聖火の信徒なのに、強奪などあるまじき行為ではないでしょうか?テメノスさん、どう思われますか?』…ふーむ…」
    「どう?」
    「これは異端ではありませんねぇ。子供の喧嘩です」
    「だね。いくつなんだろ」
    「年齢は書いてませんね。…えー、シチュー大好きさん、残念ですがご親友の行いは異端と呼べる程度のものではありません。
     あなたはお相手の行いを許せないようですが、それでもお相手のことを親友と書いていらっしゃる。まずはこのお便りに書いていただいた内容を、親友の方に直接ぶつけられてはいかがでしょうか。苦手な野菜を食べてあげるのは構わないが一言欲しい、あとシチューには手を出すなと。あなたが親友と認めている方であれば、真摯に受け止めて反省してくださるのではないかと思います。
     親友と呼ぶからにはそれなりに長い付き合いがあるのではないかと推察します。長い付き合いに無遠慮なところが発生してしまうのは、人としてままあることです。親友の方の行いも、あなたに気を許しているからこそなのかもしれません。
     とはいえ親しき中にも礼儀ありです。一度話し合っていただければと思います」
    「真面目」
    「私もソローネ君によくお酒を盗られており、その度に注意していますが、一向に反省する様子がありません」
    「盗られるほうが悪い」
    「……。次のお便りです。」

    ※以降ネタ切れにて終了
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    たなかんぼ

    DONE仲間に祝福される、付き合って数年目のクリテメ
    AIUE.かなしい、つらい、くるしい。くらくてつめたい。だれもいない。だきしめてほしい。
    ……あいしてほしい。





    孤児時代、来る日も来る日も飢えと戦っていた。その名残か現在まで食は細いまま。汁菜を好み、口をつける。ひとくちは小さく、消化の速度も遅い。仲間内では比較的ゆっくりと食事を摂るほうだった。最年長のオズバルドと並び、互いにぽつりぽつりと本の内容を確認したり、時には無言で終えたりもする。

    旧友を失って、恩人を失った。その事がより一層食欲の減退に拍車をかけていたのだが、キャスティやオーシュットがやれ健康だの干し肉だのと構うものだから、観念してゆっくりながら量を摂ることに専念していた。
    皆、心配してくれているのだ。その心に報いたい。だが困ったことに胃袋はスープ一杯で満腹を訴える。我ながらほんとうに小さくて辟易するが、こうなるともうひとくちも食べたいとは思えない。口に物を運ぶのが億劫になり、喉奥からははっきりとした拒絶が聞こえる。はあぁ、と深いため息をついて器に盛られた薄切りの肉を持ち上げては置くことを繰り返している。行儀もよくないので、今日のところはギブアップを宣言しようとした時だった。
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    kuriteme_tobe

    DONE折角だからイベント的な話をと思い、「お菓子をくれなきゃ悪戯しちゃう」を言わせたくて書いたはずなのに、🐏が👁️を大好きな話になってしまいました……。ふんわりED後みたいな世界ですが、息をするようにifです。ハロウィンは噛み砕いて違和感ないくらいに落とし込んだ(多分)他、細かいことを好き勝手に設定しています。付き合っている二人。
    Happy Halloween 年に何回か行われる、ストームヘイル周辺の魔物狩り。去年はあたたかい時期が長く、木の実や小動物の生育が例年より活発だった。お陰でそれを餌にする魔物たちが爆発的に増え、二週間強で終わるはずが二月近くかかる事態になっている。生態系のバランスが崩れれば、この地の種の存族も危ぶまれるし、旅人の命も脅かされかねない。夏の終わりより始まった討伐が完了した頃には、頬を撫でる風に冬の気配を感じるようになっていた。
     順調に事が進んだのなら、山の裾野まで広がる赤、黄、橙といった色が鮮やかに交じり合う様を、恋人と一緒に楽しみたかった。弁当を用意して山道を歩くのもいいだろう。忙しい人だ。料理をする姿はあまり想像つかないから、僕が準備したっていい。獣肉にスパイスと小麦粉をまぶして揚げ、溶いた鶏卵には調理料を混ぜて焼く。頑張って作った料理に、すらりとした指が絡んだフォークを彼が突き立て、僕の口へ運んでくれるのだ。想像すれば幸せなぬくもりで胸が満ちるが、今年は叶うことのない願望である。この地の冬は早い。風が冷たさを孕み始めれば、あっという間に凍える季節が到来する。二人の予定を合わせて自然を満喫するなど不可能に近い。下手をすれば、真っ白な世界に囚われて遭難しかねなかった。
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