ガイアがいなくなった話朝起きたら何かがかけている気がした
顔を洗って朝ごはんを食べて歯を磨く
商談に行くための用意をしている最中
ずっと何かが足りなかった
何か……なんだっけ…青い…………
「星……?」
なんとなく嫌な感じがして
なんとなく悲しくなってなのに
それがなんでなのか分からなくて
そんなことを考えながら家を出ようとしたら
アデリンに休んだ方がいいと言われ止められた
思った以上にその「何か」が
僕には大切だったのかもしれない
かと言って家に居ても欠けた「何か」
がいったい何だったのかは分からないし
これ以上分からない不安を煮詰めたくも
なかったから外に出てふらふらと
歩くことにした
普段は昼間は仕事夜はワイナリーやならず者を
捌くことで忙しい
さてどこに行こう
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