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    オパール

    @Opal_October_AN

    今のところシレン関連置き場。我が家のシレンさんはフツーーに喋るので注意!
    その内ぷよだったりFFだったりDQだったりおウィズだったりジャンルごちゃごちゃになると思いますw
    passは全てyesです!

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    オパール

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    ※雑小話シリーズその9
    ※好きなLvと衣装で!考えて!

    シレン小話:ミドロ種 気持ち悪い。剣も盾も此奴によってボロボロにされてしまったし、何より身体を流れるこの液体が気持ち悪い事この上ない。
    (これ以上の事をされないのが……唯一の救い……!)
     どろり。濡れた服が身体にぴっちり張り付く感覚。と、服の中にまでそれが流れ込み、ゾワゾワとする感覚が余計に気持ち悪さを募らせる。元々薄着なのもあり、上位種になればなる程寧ろ溶けているのでは……という錯覚にすら陥る。水も滴る――なんて、この状態では全く似つかわしくない言葉。
     自身に着いた粘り気のある液体を飛ばしながら、目の前の憎き彼奴を散らすように錆切った剣を振るう。分裂されて更にドロドロにされ舌打ちするが、構わず斬り続ける。大丈夫、これはそのまま捨てていい剣盾だ。階段も近い、いつか倒せる。
     どうせなら鍛錬の糧にしてやると無心で攻撃し続けた。

     ――ひゅうううう……。
    「! は、っ……風か……!」
     丁度倒し切ったところで、旅の神の警告。風が吹く程粘っていたのか……と考えたのは一瞬で、濡れ切った身体が冷えてふるりと震える。今の自身の状態はきっと、自分にも魔物にも、少々毒かもしれない。
     流石にこれは上手い事脱出の巻物でも見付けたら素直に帰ろう……と、シレンは溜息を吐きながら剣と盾を付け替え、先へ進むのだった。
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