Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    oniju0626

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🌴 🐺
    POIPOI 20

    oniju0626

    ☆quiet follow

    スパに行った時思いついたダン飯オールキャラギャグ。書きかけ。
    支部に夏編と秋編あります。

    Winter Spaスパに行こう。センシはそう思った。
    たまには、温泉や岩盤浴でゆっくりしたい。
    同居人であるイヅツミに聞いてみる。
    「イヅツミ、スパに行ってみたくはないか?」
    「スパ?」
    「温泉などがあるところだな」
    「疲れてんのか、あんた。…美味いものがあるなら行く」
    センシは考えた。イヅツミはまだ幼い。一人で温泉に入らせるのは忍びない。
    そこで、彼は、パーティのメンバーと一緒に行くことにした。
    「シュローも呼びたい!」
    と、話を聞いて、ライオスが言った。ライオスとしては、シュローと親睦を深めたい。それで、シュローに電話すると、シュローは、
    「カブルーも来るなら」
    と言った。
    シュローとしては、ずっとライオスの相手は疲れる。
    そういうわけで、シュローパーティ、カブルーパーティも合流しての、かなり大人数のスパ行きが決まった。

    ライオスの家に集合した面々は、郊外へ車で二時間くらいのスパへ向かった。運転はライオスである。
    シュローとカブルーたちとは、現地集合することになっている。
    マルシルもファリンも、普段はうっすら化粧をしているのだが、今回はしていない。どうせ、汗や湯で流れてしまう。ファリンは髪も結っていて、それがライオスには新鮮に映った。

    ライオスが出発する頃、シュローも運転をしていた。
    マイヅルの制止を振り切って運転しているシュローである。マイヅルは、自分が運転すると言って聞かなかったが、シュローはマイヅルの運転が怖い。一度車をドリフトさせたことがあり、それからは、命が惜しいのでマイヅルには絶対に運転させないと決めている。彼女は、ハンドルを持つと人格が変わってしまうのだ。
    それに、普段自分に仕えている面々を労いたい気持ちもあった。それで、自分が運転しているのである。
    助手席にはマイヅル、後ろにヒエンとベニチドリ、そして、一番後ろにタデがぎゅうぎゅうに乗っている。
    オーガの人権が確立された現代でも、オーガ向けの車は少ない。それで、タデはシートに横になるようにして車に乗っていた。
    マイヅルはナビをしてくれて、ヒエンとベニチドリは他愛無いおしゃべりをしている。
    タデは、初めて行くスパに喜びを隠しきれない様子だった。
    やっぱり今生でも生活に困っているところをトシツグに助けられたタデは、シュローにも何度もお礼を言うのだった。
    (そんなに有り難がらなくても…)
    とシュローは思う。が、やっぱり言えないのだった。

    カブルーパーティも現地へ向かっていた。
    ミックベルは、相変わらずクロが入場を許されるのかとビクビクしていた。コボルト差別は表向きはなくなり、奴隷として売買されたりといったことは無くなったものの、相変わらず偏見が根強いご時世である。
    「大丈夫かなぁ〜?風呂入ったりノミ取ったりはしたけど…それでも出てけとか言われたら…」
    風呂に行くために風呂に入るとは、また七面倒な話である。
    「大丈夫!ダメだったら個室風呂を借りたらいい」
    カブルーは、事前に調べていたために落ち着き払って答えた。
    「フロ…ヒロイ…フロ…?」
    クロは、いまいち銭湯のイメージが付かないらしい。
    「みんなと一緒に入るお風呂なんて珍しいわ!」
    ダイアは庶民的な行事にはしゃいでいる。
    「精霊を出すのはいいのかな…?」
    ホルムは思案顔だ。
    「多分大丈夫だけれど、湯に直接入れたら叱られるよ」
    カブルーは答えた。

    ライオス一行がスパに着くと、カブルーたちとシュローパーティは既に着いていた。
    みんなで入ると、受付を驚かせてしまいそうなので、順番に少しずつ入った。
    決算を自動でしてくれるチップを腕に付け、バスタオルや浴着を受け取り、まず、温浴エリアへ行く。
    そこは、たくさんの温浴場があるエリアで、浴着を着て汗を流すことができるのだった。

    シュローは、一番静かそうなヒマラヤ岩塩浴エリアに行った。温浴しながら瞑想する。ゴツゴツとした岩塩が床一面に敷かれ、寝転んでいると程よくツボが刺激されて快い。
    静かな浴場内に、つい二十分ぐらいうとうとしていると、横から粘つくような視線を感じた。
    「‼︎」
    ギョッとして目を開けると、隣にライオスがいた。
    「シュロー」
    小さい声でライオスが呼びかけてくる。
    「騒ぐな」
    窘めて再び目を瞑るが、視線を感じた。
    何が楽しくて俺を見てるんだ?戸惑いつつ、そのままになっているシュローであった。

    その頃、マルシルとファリンは足湯に居た。最初はライオスと三人で温浴していたが、マルシルがへばり、外の足湯エリアへ来ていたのだった。
    「暑かった〜」
    マルシルは、パタパタと体を手で仰いでいる。
    「私の故郷では、あれぐらいの温度のサウナがあったからなぁ…全然暑いとは思わなかったけど…」
    ファリンは不思議そうな目でマルシルを見ていた。
    「暑いよ!あー、なんか喉乾いた…飲み物買ってくる…」
    「ここにいればいい?」
    「うん。」

    センシは、薬浴エリアで汗を流していた。
    汗を流すには、湿気のある場所が一番である。それを知っているセンシは、ここで汗を流そうと思っていた。
    エリア内には薬の蒸気が満ち、独特な匂いがする。
    「あれ、ドワーフではないか」
    一人きりだったエリアに、誰かが入って来てそう言った。
    「おお、マイヅル殿か」
    センシは起き上がって相手を確認した。
    「坊ちゃんにお供しようにも、一人にしてくれと言われてしまってな。どれ、ここはどのような…」
    「ここはいいぞ、マイヅル殿。薬が癒してくれる」
    「そうか。ならば、しばらくここにいようか」
    二人は無言で隣り合って寝転んでいた。

    ダイアとホルムは、外気浴のテラスでココアを飲んでいた。二人とも歳が近い分、気軽に話せる関係だった。
    「ねぇ、どうしてここから見える庭に山羊がいるのかしら?」
    ダイアは

    テラスでココア飲んでるダイアとホルム
    家族風呂に入るタンス一家
    赤外線にハマるナマリとチルチャック
    クノイチ組は漫画読んでる
    イヅツミとタデはご飯を食べに
    パッタドルは子守りついでに舌鼓
    ミックロもご飯。タダドリンク飲みまくるミック
    ロウリュウに居続けてカブルーに救出される体調
    美容クリニックに行くシスヒス(途中からパッタドルに絡みに行く。泥酔してめんどくさい)
    フレキは、お風呂でナンパをしている…
    仲良くマッサージチェアに座るタンス夫婦
    双子はナマリと一緒に温浴
    チルチャックはビールを飲む
    リシオンと薬チュウの人はロウリュウ(キマッてる)
    リンとマルファリで女子会(魔力を強める温浴洞に入る)
    チルチャックとライオス、サウナ
    お風呂に入るおことり
    リンとカブルーって二人だと何してるんだ…?

    うどんをみんなで。

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works