中太_Failed Cocktails. 等人的時間很無聊，軟下身子隨意靠在椅子上，指尖摩挲水杯邊緣。

應約之人用著急促的腳步聲告知自己的到來，他眼睛瞪大一瞬，似是沒想過自己會是晚到的那一個。“來的真早啊。”我笑了笑，不可置否。那副黑色的手套依然在他的手上，對於他多年不改的壞習慣嗤笑一聲。實在難相信他是由紅葉姊教出來的人，不過如果他過於墨守成規那他之於我大抵也會失去吸引力。人就坐之後執起菜單完成了這雙人晚餐的訂單，他還在服務生耳邊悄聲說了什麼。“包括葡萄酒在內，全款都由中也負責交錢喔————”很榮幸的收穫來自橘髮幹部的白眼和一聲譏笑，沒有帽子的阻擋，他抬手將前額的頭髮向後撩去。我不信他不知道這樣有多性感，基於賭氣似的感情撐頰撇過頭不去看他。“跟你出來我就沒期待你會付錢，太宰治。”藍眸微微瞇起，那薄唇勾起的任何一絲弧度都是在告訴我該拿起桌上的水杯澆濕他的襯衫，但我沒那麼做。

夜食　敦は目を覚ました。
「……お腹すいた……」
　部屋は薄暗い。枕元の時計を見ればまだ夜中の三時。隣では太宰が眠っているので、そっと寝床を抜け出した。
　――何か食べるものあったかな。
　台所に行き冷蔵庫を漁る。
　孤児院時代には一度だけした、夜食。ある時、空腹に耐えられなくて食料庫に忍び込んだことがある。味気ない乾パンを食べたがそれはとても美味しくて。でも結局、後に受けた罰でもう二度とはするまいと思ったのだ。
　冷蔵庫から冷凍うどんと卵、葱を見つけたので、これでうどんを作ろうと思って腕まくりする。
　まず鍋に水を入れてお湯を沸かす。その間に葱を刻むことにした。
「あーつーしくーん♡」
　背後から声をかけられて敦はびくっと肩を震わせる。葱を刻む手元が狂わなくてよかった。振り返れば太宰が立っている。夜着を適当にひっかけただけのその姿は目に毒だ。