🎾、🏐、⚽️の子達の対応【ファンの子に声をかけられたよ】
ー🎾の人たち。ー
リョーマ「ふーん、すごいね、アンタ。」
多分、慣れてる。マスコミにインタビュー受けるのも慣れてるし、英語も日本語も話せるから誰に声をかけられるようがある程度会話をしてくれる。
自分について調べてくれてたり、ファンですってリョーマ君の切り抜きでコラージュしたものを見せられても、「サンキュ。」とか「すごいね、」とか素直にさらっと言う。
跡部「アーン、知ってて当然なことばっかだな。」
こっちは、周りが優秀すぎる環境で育ってきてるからちょっとやそんじょの情報量じゃ塩対応しかしない。もしくは、スルーする。「行くぞ、樺地。」って言って。
ただ、ファンの子がコラージュしたの見せてくれたりしたら通り過ぎざまに、「次も見てろよ。」とか「もっと俺様の情報調べておけよ。」とか言って頭に手を一度ぽんと乗せて行くからそれだけでファンの子はハートを射止められる。怖い男。
ー🏐の人たちー
日向「あざーーーーーっす」
知らない人に声をかけられてもめちゃめちゃ元気にピカピカの笑顔で応えてくれる。ファン対応神の男。
でも、ある一定ラインからは絶対近づけない。
「なー影山、貰ったー」とか言いながら、「じゃーなーっ」って元気いっぱい手を振って離れていく。
研磨「………こわ。クロ、もう行こうよ。」
自分の名前が狐爪研磨だって知られているだけでもう駄目。
え…ってすごく不審者を見るような目で見てくる。
「ファンです。」って言われたら、一応「アリガトウゴザイマス。」とは答えるけど、「俺はそんなファンになってもらえるようなそんなニンゲンでは無いっていうか…俺の仲間のほうがもっとすごいから」ってニコって笑ってくれた日はまだいい方。大抵は「クロ、もう行っていい」「クロ、もう行こうよ。」とか言って逃げていく。
ー⚽️の人ー
潔「あ、えと、すみません。まだ選手って呼ばれるの慣れてなくて。」
呼び止めた潔くんは、子どもとかメディア相手よりかなり控えめな対応する。
「ファン…俺のですかありがとうございます。これからも頑張ります。もし良ければ見ててください。」
最後まで、作った笑顔と敬語を一切崩さないままその場をやり過ごす潔くん。
【好きな人が本人のファンと伝えてきたとき】
ー🎾の人たちー
リョーマ「ふーん、オレのことよく知ってるんだ。でも、オレアンタのこと知らないから教えてよ」
いつも通りの表情でそう言うリョーマくんですが内心ソワソワしている。
「俺の、その…どこが好きなのやっぱ、テニスが強いから。」
って視線を外しながら訊いてみたりもするし、「私が見てるリョーマ君のことは全部好きです。」って答えが返ってくると、帽子を目深に下げて「そう…でも、オレ、アンタのこと知らないんだよね。教えてよ。」って言う。
跡部「フンッ、間違ってる情報もあるぜ、知りたきゃ家まで来るんだな」
全部教えてやる、って付け足す跡部さんに、「どうして家なんですか」って恥ずかしそうに訊く彼の想い人。
「はっ、そんなの、最高のもてなしをしながらお前の疑問に答えるために決まってるだろ。アーンさてはお前今、やらしい事を考えたんじゃねぇか」ってニヤニヤしちゃう跡部さんと、「何を言ってるんですか」って顔を真っ赤にして言う想い人さん。
ー🏐の人たちー
日向「え、マジで〇〇、俺のファンなの」
めちゃめちゃ嬉しそうな日向くん、いつもよりぴょんぴょんぴょんぴょん跳ね回って喜びを体現している。
「じゃー、次の試合、観に来るそん次は」って全部の試合日程を口にしながら、いつ来る、いつ来るって訊いてくる。
途中通りかかった影山くんに、「部活行くぞ。」って言われて「おうっ影山」って返事した後「いっぱい練習して次の試合も、バンバンスパイク決めて活躍するからなっじゃあ、練習行ってくる」って言った後「うぉおおおおおっ」って雄叫び上げながら走っていく日向くん。
研磨「…え、ソーナンダ。」
凄く何とも言えない顔をする研磨くん。
「え、だめ迷惑だった…」って訊いてくる想い人さんに、「駄目、じゃないけど…ちょっと困ったことになる。」「…え。」
「だって、俺君に応援されたらもっと強くならないといけないし、強くなるにはもっと練習しないといけない…練習するのってしんどいでしょ。でも俺たぶん頑張るから、虎みたいになるかも。根性とか言うかもしれないんだよ…………はあ。」
すごい長台詞の後にため息まで出てしまう研磨くんでした。
ー⚽️の人ー
潔「えっ、ちょっと待って…たんまっ」
言われた瞬間じわじわ顔が真っ赤になっていく潔くん。
顔を隠すように片腕で口元を覆うし、「俺、今ニヤけてないよね。ちょっと待って…」ってあわあわしちゃう。
好意がだだ漏れな潔くんに驚いてしまう。
「こほん…どうしよ、すげぇ嬉しいんだけど。どうしよ。」
もう、ずっとどうしよう、どうしよう言ってる潔くんでした。