ロンゲ青タコくん集めたいなぁ、と考えたことがあって
(疑似兄弟時空が複数広がってる状態(?)みたいな)
エイトくんとヒロくん(公サポ)、というのを考えてみた。エイトくん15くらいヒロくん20くらい?
もう眠いので、会話形式すら諦めて要点だけ書くけど
・割と軽い気持ちで「.96ガロンで一番強いサポーターを使ってみたい」と申請して
紹介されたのがヒロくん。あまりにも見た目が似すぎて、正直嫌なエイトくん。
・ヒロくんのウデマエとしては、エイトくんに劣っていた。(※S+は到達してる)
それでもヒロくんの指導は(強い、というか人気が分かるくらいに)的確なんだけど、内心「(でもオレより弱いだろ)」という見下しで、ツンデレムーブしまくるエイトくん。苦笑いで流すヒロくん。
補足:エイトくんは強さとその努力に自負がある子だと思っているので、
たとえ指導が的確でも、「自分より弱者に指摘されるのを、素直に受け入れる」ができなさそう。若いし。
(エイトくん自身が、そのことに気づいてなかった)
・指導が的確なので、ヒロくんにちょっとずつ信頼を置いていたエイトくん。
でもツンデレムーブは止まらなかったある日、またツンデレの嫌味を一つ言ったところで、苦笑いもせず、いつもの笑顔で、ヒロくんがこう言った。
「……そうですか。 では、そろそろこれが必要ですね」
そうして取り出したのは、契約解除の用紙。
必要事項はほとんど記入されていた。あと要るのは、エイトくんのサインだけ。
「僕なりに頑張ったつもりでしたが、どうしてもご満足いただけませんでしたね。
……ご要望いただくサービスを提供できない、と判断いたしました。力不足で、すみません」
え、と思わず言葉を漏らしたエイトくんに、「こちらからの申し出なので、違約金などは発生しません」と、決定事項のように話を進めるヒロくん。
嫌だ、と思った自分に驚いたが、それを口に出せないエイトくんに、紙のある一点が、指し示される。
「……どうぞ、サインを」
エイトくんが今更、『嫌だ』なんて言えるはずがなかった。そんなプライドを捨てる芸当ができるなら、こんなことになっていない。
「いや、」と弁明しようとしたところで、言葉が喉につまる。不自然な間の後に……諦めたように、エイトくんの手が伸びる。
「……キミと離れられて、せいせいするよ」
そんな、後悔を裏返した嫌味と共に、エイトくんはサインを書き込んだ。
・「ヒロ、ついにエイトの契約切ったんだって?」「……ええ」
「ワガママ放題だった、って聞いてるぞ。ヒロが愛想尽かすなんて、相当だなw」
「……」
「いくら強くても、可愛げがなければなぁー。ま、次頑張れよ」(立ち去る)
「……。 それでも彼は、本当に努力家でしたよ……」
・一方、エイトくんも早々に後悔していた。最初こそ強がって「前に戻るだけだろ」なんて言ってみたものの、第三者による的確な指導がなくなれば、練習にハリがなくなるし、何より、客観視できないのが練習に大きく影響した。ここまでか、と自分に驚いたほどだった。
契約解除をした場合、同じサポーターを指定することができない期間、というのが存在すると、説明を受けていた。この後悔の衝動に任せて受付に駆け込んでも、彼をもう一度指名することはできない。でも、他の誰かに指導を乞うつもりにもなれなかった。
……誰かとの『縁』を失って、こんなに後悔したのは初めてだった。
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数年後。
「ヒロはいるかな。彼の指導を受けたいんだけど」
紆余曲折あった上で色々成長し(ただしちくちく言葉は割とそのまま)再契約できる期間になったので、エイトくんは改めてヒロくんを指名した。
……とはいえ、前回、トラブルでヒロ側から契約解除をさせた相手だ。それは……と、上層部は審議を挟もうと思ったが、ヒロくん本人が「大丈夫です」と言ったので、(ハラハラしながら)再契約が決まった。
「……あの時の、キミの『指導』が、身に染みたよ。悔しいけど」
「……」
「あれ、わざとだろう。オレの態度が問題あると思って、あえてそうした」
「……そうですかね」
「キミさ、オレのことを随分舐めてるよね。わからないと思った?」
「……でも、本当にその通りだった。かなり悩んだよ。
本当に、どこが悪いのか、どう対応すればよかったのか、かなり考えた」
「……!」
「その…………キミほど、信頼できる指導者はいなかったよ……
……い、今はこれで、精一杯だ……」
「……いえ、充分ですよ。
僕も今度こそ、エイトさんのご要望に応えられるよう、頑張りますね」
「……フン」
という話。
……を、展開して思ったんだけど
現在の『デキるワンマン上司』(?)から『部下(ではないけど)をちゃんと見れる(&フォローできる?)ようになったデキる上司』という、アリなんじゃないか?と思った。
まぁー作中でそんな進化見せるとは思わないけどぉー(……)
(なんか、少年読者に見せるヒーロー像?として微妙なので……)
おそらく、もし本編でエイトくんが性格の改善を見せるなら、『仲間っていいな』方向(=丸くなる)だと思いますが
『ツンデレだけど多少の性格改善が見られた』という方向性を……お出ししておくだけ……しておきます……