🍈「さあカイペチ、これは誰かな〜?」
🛎️「マジオ‼︎」
🍈「そうだ!ホルマジオだ!それじゃこっちは誰かな〜?」
🛎️「〜ゾォ‼︎」
🍈「そうだ!イルーゾォだ!!ちゃんと覚えてるんだね〜」
🪞「なんでゾォなんだよ、それだと俺が象みたいじゃんか」
🛎️「?」
🍈「まあまあ細かい事は言わない、写真を見せただけでこの反応、ちゃんとこっちの事をわかってるって事だ。じゃあこれは誰かな?」
🛎️「‼︎ アニキィ‼︎」
🍈「そうだそうだ、プロシュートだ」
🪞「兄貴って言ってたぞ」
🍈「おそらく元になっているペッシの記憶から取っているんだろうね。ペッシはプロシュートの事兄貴っていてるから」
🪞「それは分かってる、だがペッシだってプロシュートの事は“プロシュート”と呼ぶぞ。なんでこいつは“兄貴”だけなんだ?」
🍈「ふむ……細かいところではあるけど、確かにそうだな。とりあえず他のやつの写真も見せよう」
🛎️「?」
🍈「さ、これは誰かな?」
🛎️「ッッッチョ‼︎」
🍈「そうだギアッチョだ!」
🪞「……所々発音しないのはなんなんだ?」
🍈「さあ?おそらくこっちの方が言いやすんじゃないのか、カイペチにとっては。さてさて、それじゃこれは誰かな〜?簡単だよね〜?」
🛎️「メッ‼︎」
🍈「そうだよ、メローネだよ!よく言えたね!!」
🪞(“メ”しか言われてないのに良いのか……)
🍈「この人は誰かな〜?」
🛎️「リーダー‼︎」
🍈「そうだリゾットだ!」
🪞「いやリゾットとは言ってねぇだろ……」
🍈「それじゃ気になるこの人は誰かな〜?」
🛎️「……」
🍈🪞(…………?)
🍈「カイペチ?」
🛎️「?」
🍈「この人は誰かな?」
🛎️「……」
🪞「全然反応しねぇ……お前の元だぞ?」
🍈「俺たちの声にはちゃんと反応を示している。ただ単にペッシに反応することができないみたいだ」
🪞「ほ〜……確かカイペチってよペッシが元になってて、中身もペッシと変わんないんだけか?」
🍈「そのはずだが?」
🪞「あんま好きじゃないんじゃねぇの?」
🍈「……」
🪞「ペッシはヘマも多いし“マンマ”にいつも怒られてるからなぁ」
🍈「プロシュートがいない時で良かったよ、それを聞いてたらきっと殴ってただろうからさ」
🪞「はっ!いざって言う時は俺の“マン・イン・ザ・ミラー”で……!」
🥓「誰が誰の“マンマ”だと??」ガシッ
🪞「ひぃ!!ぷ……プロシュート、いつから……」
🎣「……オレの写真の時くらいからいましたぜ」
🛎️「……‼︎ アニィ‼︎」
プロシュートに引きずられていくイルーゾォと、メローネの持ってる写真に目線をやるペッシ。
🎣「……なんで”こいつ“にオレの写真なんか見せるんだよメローネ」
🍈「なんか面白いことが起きると思ったんだ、だってカイペチはお前が元だからな」
🛎️「?」
不思議そうな目でカイペチに見つめられるペッシ、どこか居心地が悪そうですぐに出ていったプロシュート兄貴の元へ足を運んだ。
🍈「嫌い……ねぇ、まあ叱られてばかりだと自分の事を好きにはなれないか」