5️⃣年生についてちょっと考えてみた①生徒たちについて

全体的に六年生より血の気はなく、チームワークも良いのでめちゃくちゃ情報戦向きの印象。また、人に甘い(優しい)子も多いのかなと思う。久々知の豆腐を断れないので。それでも命の危険があったらすぐに引く、無益な戦いはしない、そういう割り切りがあっさりできそう。きっと五年生は客観的に動ける能力が高い子が多い。六年生不在の委員会で委員長代理をしてる子や学級委員長をしてる子ばかりなので、そういうところが関係してそう。委員会では六年生がいないからこそしっかりしなくてはと思う子もいるんじゃないかと思う。


【個人について】

・久々知　
なんか素直すぎてコミュニケーション下手くそだなと思う。多分頭もいいし、いろんな能力に長けてるんだけどそれが補ってくれたせいでコミュニケーションがあんまり上手じゃない。悪気はない。行動で示したいタイプかなと思う。これから最高の豆腐作るんだけどもしよかったら食べる？じゃなくて、最高の豆腐作った！食べて！みたいないきなり自己完結して持っていっちゃうから良くないと思う。強制って良くないぞ！もしかしたら完璧主義っぽいところがあるのかもしれない。あとあんな端整な顔してフィジカルがめちゃくちゃ強いし、使う武器が暗器なのギャップあって良い。


・尾浜　
ごめん、性欲を感じる。なんかこう、女性のことめちゃくちゃ好きそう。偏見でしかない、本当ごめん。それはそれとして後輩の面倒見はいいし、軍師ではちゃんと手紙を奪っていたからかなり忍者向きではあると思う。尾浜って自分のことはあまり話したがらない感じがする。みんなのことは嫌いではないし一緒に騒いだりはできるけど一歩下がっているというか、ちょっと別のところを見ながら関わっている感じ。だから忍者向いてるのかな。それはそれとしてイベントは楽しめるタイプ。5年の中で一番茶目っ気と愛想がいいから人の懐に入り込むのうまそう。


・竹谷　
どの忍たまより自然と共存してる感じ。多分自然の一部。幼少期から生き物にすごい関わってきたタイプの人だから虫食べたりすることで自然と一つになろうとしてるのかなと思う。山の生き物は雑食が多いから竹谷も雑食なんだと思う。胃が丈夫そう。室町時代にどれぐらい昆虫食が広まっていたのかはわからないが、現代においてあまり普及していないのは虫の見た目の悪さや糞や節足の処理が面倒だからで、わざわざそれをやったり広めようとしてるのは相当な物好きだなーと思って見てた。生き物飼ったら最後までー！って言ってるから命を頂くこと、つまり食べることとかに素直に感謝できるから相当真面目だし優しい人だなと思う。そもそも生き物の飼育って感受性と知識がある程度備わってないとできないから生き物に対する熱意がすごい。一つのことに熱中したら止まんなさそう。


・鉢屋　
忍者としてのポテンシャルがありすぎて最強だと思う。なんかいつも楽しそうじゃない？ニヤニヤはしてるけど。若干エンターテイナー気質があるなと思う。観ているこっちは演劇込みの変面見てるみたいだし。多分自分のことより変装のこととか、雷蔵のこと考えてる。個人的な見解として顔を借りるってその人の人生を借りるってことだと思うから日常的に習慣として行えるのマジですごい。普通に生きてたらできない。自分の人生がないんじゃなくて他人の顔を借りること自体が彼の人生そのものなんだと思う。歪んではいるけど。それでいえば顔に最も執着しているかのように見えて顔に全く執着してないとも言えるんじゃないか。変装するなら人の顔の作りをめちゃくちゃ細かいところまで観察しなきゃいけない訳だけど、自分の顔には全く興味がないというか忘れるぐらい見ていない。変なバランスだけど筋は通ってて面白いキャラだと思う。


・不破
名前が良い。本当に優しくて面倒見のいい子だと思う。優しいってやっぱり人としてちょっと弱いと思ってる。心に他人を入れてしまえるからたまに自分を見失う気がする。迷う癖も優しさから来てるのかな。雑渡さんに「忍者に不向き」なんて言われてたけどぶっちゃけそう。多分人に甘いと付け入られる。けど忍術学園には悪い子がいない。強いて物理的にも精神的にも付け入ってきた子といえば三郎なんだけどお互い楽しそうだし別にいいんだと思う。多分もう雷蔵の人生に三郎っていう最強の因子が入ってきちゃったから今後何かあっても誰かが付け入る隙がない。そう思うとやっぱ三郎って策士だわ…　本が好きなのも感受性が豊かだからだと思う。あと意外としっかりしてる。



②それぞれの関係性について

・双忍
一番面白いと思う。だってどう考えてもまともじゃないから。三郎は自分のアイデンティティとして「変装」があるのはわかるけどわざわざ同じクラスの気に入った子の顔を真似しようってまともな人間なら絶対ならない。なぜなら変装した側もされる側も同じ顔の人間が近くにいたらアイデンティティが崩壊する危険性があるから。

自分と同じ顔の人間が問題を起こした時に、自我の薄い人間だと「もしかしたら問題を起こしてしまったのは私の方かもしれない」と思い込んでしまう可能性あるし、不信感が生まれて人間関係に歪みを起こすはずだけど、そこまで大事になってない気がする。何度か迷惑してるんだよね〜とか怒ってる！とかいう旨のエピソード観たことある気がするけど結局三郎は雷蔵の顔借りっぱなしだし。

多分雷蔵は自分の顔のことはそこまで興味がなくて中身で人を判断するタイプっぽいから顔なんてどうでも良いのかもしれない。むしろ、三郎が自分の顔を使っていることに対して、この人は得意な変装をわざわざ使って自分に好意を示してくれてるんだ！ぐらいに思ってそうでめちゃくちゃ心が広いと思う。図書委員会の人ってなんか心が広い人が多くてなんでも喜ぶからちょっと危険だなと思う。迷い癖とこれを踏まえてやっぱり雷蔵は人に甘いし自分にも甘い。でもそれが後輩や同学年を助けているからやっぱり長所と短所って諸刃の剣だと思う。


・五年い組
二人は付かず離れずだけどちゃんと仲良しという感じ。久々知はあんまりコミュニケーションが上手ではないっぽいし、尾浜は人に話さないことが多そう。彼らのことを考えるにあたってちょっと久々知の豆腐の謎の段のことを調べて知ったのだけど、お互いの弱点を補う武器を使っているらしくてやっぱ尾浜は客観的に物事を見てるなと思った。久々知がガンガン突っ走って尾浜が周り見ながらついていく感じなのかなー。そう考えると相性いいのかも。


・五年ろ組
悪友感ある。双忍の世界になんだかんだ馴染んでいけるのは多分竹谷しかいない。竹谷の距離感というか、あーあいつらはそういう感じだから笑　みたいな雰囲気がいい。慣れって怖い。三人の中で指揮取ったりするのは竹谷なはず。雷蔵は迷っちゃうし三郎は結構適当だから。割と三人で遊びに行きそう。真面目で誠実な竹谷が生物委員会で、手抜ける時にちゃんと手抜く三郎が学級委員長委員会なのちょっとギャップある。