現パロヴェルハンエリックあたりから、何かしらのチケット二枚をもらうヴェルナーさん。
「俺よりもオリヴィアに渡せばいいだろ。あいつなら誘う相手なんて山ほどいる」
て言ったら
「大丈夫。オリヴィアにも渡したよ。まだ、あまってたから」
て返される。
こんなもんもらってどうしろっていうんだ、と思わずポケットの中でチケットをくしゃっとしてしまうが、ふと「あいつなら、こういう場所好きそうだな」と別部署のよく顔を合わせるハンターのことが頭を過る。
最初はチケット二枚渡すつもりでハンターに声を掛けたが、「これで誘う相手が他の男だったら」と考えてしまい、気付いたら「良かったら一緒に行かないか」と誘ってる。
ハンターはまさか片想いの相手に誘ってもらえたことが嬉しくて食い気味に即答で「はい」と答えてる。
「あんた、ここがよっぽど好きなんだな」
「え？何でですか？」
「今まで見た表情で、一番いい表情して答えてたもんでな。まぁ、あんたが喜んでくれたならよかった」
（好きなのはそっちじゃないです、ヴェルナーさん！いや、そこも好きですけども……）