満月の夜 一人の少女が降り立った。
「春日部…私の理想郷……ここを拠点とした世界を作りましょう」
そういうと少女は呪文を唱えた。
「世界よこの地を一つに」
ある暑い夏の日……クリクリ頭の男の子野原しんのすけは母親のみさえに起こされた。
「こらしんのすけ!!今日は幼稚園の終業式でしょほら起きる」
「おおっ!!」
今日は幼稚園の終業式ということをうっかり忘れていたしんのすけは寝ぼけ眼で着替える。
「ああ!!これはママのパンティーでしょうが!!」
ズボンとパンティーを間違えてしまった。
なんやかんやありしんのすけはバスに乗り込んだ。
「眠いぞ」
しんのすけがあくびをすると友達のマサオくんが言う。
「ねぇみんな終業式終わったら暇?カスカベ山で虫取りしに行かない??」
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