記憶喪失の試み頭打って失神する喜一くん
血相変えて頬を叩いたりして起こす伊東はん
目を覚ますけど
どちらさまですか、ここどこですか
になる......
かと思ったら、普通に伊東のことは分かるし、ここは佐賀やろ、みたいなテンション
しかし、違和感しかない伊東はん
長崎になってるという話をすると、うん、の一言
佐賀はもうない、といっても、うん
佐賀戦争ってのがあって、と過去の話をしようとすると
ああ、知ってるよ、とあっさり
自分の父が討たれたし、という
何かおかしいな、となる伊東
徐福にみせると、険しい顔
頭上にあった星が、消えてるという
星?となる伊東
よく分からないけど、喜一の情熱の源というかなんかそんなやつ(雑)
つまり、これが伊東の望んだ喜一の姿か、となる
佐賀のことで騒がない喜一はすごく落ち着いてる
伊東、俺が倒れて迷惑をかけてしまったな、と謝る
なんか調子が狂うな、となる伊東
別人みたいなのに、喜一としての記憶はあるが
佐賀のことで一生懸命だった部分の記憶はない
別の生き物、という感じ
今どんな気持ちか聞くと
心が凪のように落ち着いてる、という
これはきっといい兆候だな、と伊東は思うけど
伊東は逆に心がなんかざわざわする
暇なときは本なんか読んじゃって
官吏の試験でも受けてみようかと、と落ち着いた口調
大人になったんだな、と感じる
伊東はどうするんだ、とわれ、返事に困る
自分は特にやりたいこともないし、というと
そうか、何か目標できるといいな、という喜一
これまでとは違う距離を感じる
喜一は、役人になってしまえば最低限、食うには困らなくなるし、数年は金を貯め徐福を連れて東京にでもいく
こんな田舎にいても何にもならないし、とさっさと決めてしまう
マジでこれまで佐賀のことしか見てなかったんだな、逆にそれがなくなるとこんなに現実的的になるのか、と思う伊東
堅実に努力する喜一
そこの根っこは変わらないんだけど、伊東と1ミリも交わらない世界に生きてる感じ
ひどく心細くなる伊東
そもそもビラ配りしないなら町で会わない
伊東が喜一の家にいく必要は皆無だし
行ったら行ったで勉強の邪魔だし
疎遠になってしまう
(着地点が見えないのでここらへんで喜一くんの記憶が戻って、やっぱ佐賀佐賀うるさいのが喜一だなぁってなるんだろうな)