Area 4-1 純銀玫瑰「哇……這真的是我們免費可以住的嗎？」

「是海！真的是海！！」

官方公告了第一次大型公會攻防戰的活動日期後，大家發現那天正好就是伊得生日前後兩天舉行。在一番七嘴八舌的投票表決過後，大家一致決定辦一個線下合宿！

畢竟那個公會戰活動時間幾乎佔據了整個周末，雖說可以讓成員輪班上線防守，可是公會核心成員們幾乎都是全職打遊戲維生的人，乾脆一起線下網聚方便討論部署，也可以直接慶功不用再揪團訂餐廳之類的，這就是現在眾人齊聚在海邊的一所獨立別墅前的起源。

說是海邊別墅，其實距離海灘還是有一條海濱大道的距離。別墅的院子不大，錯落有致地裁種了一些應季的花朵，院子裡甚至有一整排含苞待放的銀紫色玫瑰叢。

伊得曾經在花店工作過，他上前去觸碰那些小花，大輪種的玫瑰一枝只生一朵，銀紫色絲絨般的花瓣一層層包裹住幼小的花蕊，未開已聞其香。

雨が降っている。
天気予報が外れた、にわか雨の中。残照はコンビニで買った透明な傘をさして、空を見上げながら帰路についていた。雨に関わる名前の同僚をふと思い出し、糸雨とはこんな感じの雨なのだろうか、などと考えていると、

「にゃあ」

猫の鳴き声が聞こえた。下を見れば、野良猫と、雨宿りしている子供の姿。どこか不安げな顔をして猫と話していた。

「なあ、これいつ止むのかなあ」
「にゃあ」
「てんきよほーだと晴れだっておかあさん言ってたのになあ」
「にゃあ」
「はやくかえらないとおこられちゃう…」
「にゃあ…」

そうか、と思い当たる。この子どもは、傘を持っていないのだ、と。少しずつ強まってきた雨脚は、子どもが濡れて帰るには些か強いかもしれない。どうせおれが持っているのは安物のビニール傘だ、あげてしまっても問題はない。愛着もないことだし。