フレカガな冬フレカガ1→私立女子高、冬、ワンピース、生徒会長(カガリ)と副会長(フレイ)
◇オーダーメイドの服
「はあ〜もう嫌になっちゃう!なんで冬にもなって外で運動しなきゃいけないのよ…!」
嫌~!ってなげくフレイ。
「なんでって楽しいからだろ!?日頃のストレス発散できて私は爽快だ!」
「そりゃ学年トップの運動神経のあんたはいいわよね…はあ、もうお化粧直さなきゃ」
ニコニコなカガリとため息を吐くフレイ。
「お前別に化粧なんかしなくても十分可愛いじゃないか」
フレイを見てけろって言うカガリ。
「ちょ、!あ、あんた…よくそういうことをさらっと言えるわね…//」
「だって本当のことだろ?3年連続ミスコンの学年代表でしかも優勝してるじゃないか」
「そ、それとこれとは別よ!!」
きょとんなカガリに真っ赤になって抗議するフレイ。
「そうか〜?まあ、よくわからないが着替えに行くぞ」
「言われなくても行くわよ」
「あ!ちょっ!そんなに急がなくても…!」
怒ってカガリの手を引っ張ってズンズン行くわよフレイ。
小さい後ろ姿。
もう!カガリのバカ!!
なんでこの子はこうも天然たらしなのか…。
「ほら、開けたぞ」
「…ありがとう」
私がカガリのロッカーに服を入れてるのはいつものこと。
だってこの子は私のものだって見せつけておかないと、いつ誰が奪っていくか気が気じゃないわよ!
ミスコンを3年間優勝したこの私がここまで心配してるのは珍しい。
私は男の子によく声をかけられるけど、ここ女の園、女子校ではカガリの方が危ない。
だってカガリは女の子にモテるから。
誰にでも気さくで優しくて、スポーツ万能だけど勉強は苦手なカガリ。
おまけに生徒会長まで務める責任感の強さから、日々多くの女の子を落としている。
だからこの子に変な虫がつかないように、私が牽制するしかない!
やっとのことで私のものになってくれたんだから……。
もう…、ここまで私が手を尽くすのも珍しいんだからね!
今日も覚悟してなさいよ…めちゃくちゃに泣かせてやるんだから。
回想から帰ってきてちょっとニヤリなフレイと?なカガリ。
ワンピースを着ようとするフレイ。
「…あれ?なんか苦しい…」
「ん〜?…私はなんだかスカスカするな…くっ…!」
「ふふふ、カガリのお胸は今日も可愛いわね」
「うるさいぞこの巨乳!!そろそろ私に分けろ!」
「嫌よ。私の武器だもの」
「くそっ!絶対いつかお前よりもナイスバディになってやるからな!見てろよ!!」
「ふふ、楽しみにしてるわね、カ・ガ・リ♡」
顔を近づけて囁くフレイ。
「うわっムカつく〜!!!制服返さないぞ!」
「あらいいわよ別に。手、入れやすくなるものね」
「お前〜!!!」
ほほほなフレイと真っ赤になってポカポカするカガリ。
更衣室で困ってたモブ。
どんどんあなたを好きになっていく。
私を落とした罪の分、今度は私があなたをメロメロに溺れさせてやるんだから…!!