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    くまねこおよち

    @araburuoyochi

    主にジャミ監のこばなしを書きます。文字書きです。

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    くまねこおよち

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    【監督生が着るハロウィンの衣装は俺が決めると宣言したジャミルの話】

    10月23日開催 眠れぬ夜に愛にきて
    こちらのイベント用のお話でした⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝

    現在はリス限となっております。
    @araburuoyochiにてご申請ください。

    ※ジャミ監(ユウ)
    ※R18作品です。(致してませんが…)
     18歳以下の方、高校生の方は閲覧不可となります。ご了承ください。

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    recommended works

    まちこ

    TRAINING一年生とスカラビアと監督生とお箸の話 ジャミ監

    お箸という存在そのものが無さそうだよね
    「ハシ?」



     食堂での昼食の時間、「食べ物がおいしい世界でよかった」と呟いたことをきっかけに、その場にいたみんなが異世界の食事情に興味を持った。異世界、というよりも日本の食文化しか伝えることができない私は、とりあえず食器から違うことを伝える。スプーンやフォークだって使うけど基本はお箸を使うことを教えれば、みんな首をひねって頭の上にたくさんのハテナを飛ばした。



    「なにそれ、どういうの?」

    「・・・二本の細い棒」

    「棒!?」

    「え、どうやって、食べるの・・・?」

    「挟んで食べるの」

    「は、挟む?」



     みんなの頭の上のハテナの数はどんどん増えて、ついにエースが私を疑い始めた。そんなものでご飯が食べられるわけがないと。



    「本当だよ」

    「じゃあ証拠見せろよ」

    「お箸がないのに使えないでしょ・・・」



     ・・・しょうがない。



    「誰かペン貸して。二本」

    「ん、これでいいか?」



     誰より早く、そして快く差しだしてくれたジャックにお礼を言って私は久しぶりに二本のボールペンを指に挟んだ。懐かしい持ち方に小さく感動をしながらボールペンのペン先をかちかち 2691